東京電力の清水正孝社長は22日午前、福島県庁に佐藤雄平知事を訪ね、福島第1原発の放射能漏れ事故について「大変なご迷惑をお掛けしていることを深くおわびする」と謝罪した。事故後、清水社長が知事と面会したのは初めて。

东京电力社长清水正孝22日上午拜访了福岛县知事佐藤雄平,就福岛第一核电站泄漏事故向佐藤雄平致歉。这是事故发生后清水社长第一次与福岛县知事会面。

佐藤知事は「以前から(事故について)陳謝しているが、もっと心のこもった陳謝があるのではないか。(事故原因について)『想定外』と言っているが、聞きたくない」と強い口調で批判。「残念ながら(東電への)信頼は失ってしまった」と述べた。

佐藤知事批评道:“虽然之前已经致歉,但是却没有诚意。我不想听你们解释这是‘意料之外的事故’。”他还表示福岛人民已经对东京电力失去了信任。

原発事故で避難している住民について「着の身着のまま避難してきて毎日の生活にも困っていることを分かっているのか」と声を詰まらせながら話し、「損害賠償はしっかりやってもらいたい」と求めた。

佐藤知事哽咽地说:“你知道灾民们因为核事故每天都过着怎样的生活吗?”同时,佐藤还要求东京电力对灾害损失进行全力赔偿。

清水社長は11日にも県庁に佐藤知事を訪ねたが、不在で会えなかった。佐藤知事は「当日朝に(面会を求める)電話が来た。大変失礼だ」と不快感を示した。

清水社长11日就曾拜访过佐藤知事,但因为当时佐藤不在,因此未能见面。佐藤知事对其当天上午打来电话要求见面感到不满,认为这非常失礼。

佐藤知事は、福島第1原発5、6号機と福島第2原発の再稼働について「安全安心でない原子力発電の稼働は今の段階では考えられない」と認めない方針を明言した。

就福岛第一核电站的5、6号机组以及福岛第二核电站的再次运转,佐藤知事明确表示不认同这样的做法,认为在现阶段运转没有安全保障的核电站是不可想象的。

会談後、清水社長は記者団に「現時点で(再稼働に)言及できる段階ではない」と述べた。午後には、原発から20キロ圏内の富岡町の住民らが避難している郡山市の避難所を訪問し、初めて原発周辺の住民に直接謝罪する。

在会谈结束后接受记者访问时,清水社长表示:“现在还不能确定核电站是否再次运转”。下午,他访问了在郡山市避难所生活的居民,并首次向他们直接致歉。这些居民因为处于核电站20公里警戒圈内而被迫撤离。

声明:双语文章中,中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。