• 精彩和歌朗读欣赏:百人一首百人一首(14)

    百人一首》汇集了日本王朝文化七百年的100首名歌,是最广为流传的和歌集。熟读百人一首地方の太平洋側にあたる東半分を指します。 (旧时笼统地指日本东北地方的名称,大概相当于现在的青森県、岩手県、宮城県、福島県。) 【しのぶもぢずり】「もぢずり」とは、現在の福島県信夫地方で作られていた、乱れ模様の摺り衣(すりごろも)のこと。摺り衣は忍草(しのぶぐさ)の汁を、模様のある石の上にかぶせた布に擦りつけて染める方法で「しのぶずり」などとも言われます。この「しのぶ」は、産地の信夫とも、忍草のことだとも言われます。ここまでが序詞で、後の「乱れそめにし」にかかります。 (「もぢずり」是福岛县的特产,花纹凌乱的衣服。这种衣服利是用忍草的汁,把布蒙在刻有花纹的石头上进行染色而制成的,因此也被称做「しのぶずり」。到此,即「陸奥のしのぶもぢずり」这两句是序词,是为了引出下面的「乱れそめにし」。) 【誰ゆゑに】誰のせいでそうなったのか、という意味です。 (谁的错。) 【乱れそめにし】乱れはじめてしまった、という意味。「そめ」は「初め」の意味とともに、「染め」にも引っかけられています。「乱れ」と「染め」は「もぢずり」の縁語です。 (「そめ」不暗指「初め」的意思还引出了「染め」。「乱れ」和「染め」是「もぢずり」的「縁語」。) 【われならなくに】「私のせいではないのに」という意味で、暗に「あな

  • 精彩和歌朗读欣赏:百人一首百人一首(12)

    百人一首》汇集了日本王朝文化七百年的100首名歌,是最广为流传的和歌集。熟读百人一首,更能了解日本文化哦。一起来了解日本人对美、自然、爱情的感悟吧。 『古今集』雑上・872 上の句:天つ風雲のかよひ路吹きとぢよ 上の句読み:あまつかぜくものかよいじふきとじよ 下の句:をとめの姿しばしとどめむ 下の句読み:おとめのすがたしばしとどめん 作者/歌人名:僧正遍昭(そうじょうへんじょう) ■現代語訳 天を吹く風よ、天女たちが帰っていく雲の中の通り道を吹き閉ざしてくれ。乙女たちの美しい舞姿を、もうしばらく地上に留めておきたいのだ。 ■ことば 【天つ風(あまつかぜ)】「天つ風」とは「空高く、天を吹く風」のこと。ここでは「天を吹く風よ」と呼びかけた形になっています。「つ」は「沖つ波」などと同じで、「の」と同じ意味の古い格助詞です。 (风吹着天。) 【雲の通ひ路(かよひじ)】雲の中にある、天上と地上を結んでいる通路のことで、天女がそこを通って天と地を行き交うと考えられていました。 (天女来回穿梭天地之路。) 【吹き閉ぢよ】「雲を吹き飛ばして、天女の通り道を閉ざしてしまえ」という意味です。通り道を塞げば、天女が天上に帰るのを妨げることができるからです。 (把云吹散,天女就无法上天了。) 【をとめの姿】 「をとめ」とは「天つ乙女」、つまり「天女」のことです。この歌は陰暦11月の新嘗祭(にいなめさい

  • 精彩和歌朗读欣赏:百人一首百人一首(11)

    《百人一首》汇百人一首》汇集了日本王朝文化七百年的100首名歌,是最广为流传的和歌集。熟读百人一首,更能了解日本文化哦。一起来了解日本人对美、自然、爱情的感悟吧。 『古今集』羇旅・407 上の句:わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 上の句読み:わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと 下の句:人には告げよ 海人のつり舟 下の句読み:ひとにはつげよ あまのつりぶね 作者/歌人名:参議篁(さんぎたかむら) ■現代語訳   広い海を、たくさんの島々を目指して漕ぎ出して行ったよ、と都にいる人々には告げてくれ、漁師の釣り船よ。   ■ことば 【わたの原】広い大海原、という意味です。 (一望无际的大海。) 【八十

  • 精彩和歌朗读欣赏:百人一首百人一首(1)

    广为流传的和歌集。熟读百人一首,更能了解日本文化哦。一起来了解日本人对美、自然、爱情的感悟吧。 上の句: 秋の田の かりほの庵の苫をあらみ 上の句読み:あきのたの かりほのいおの とまをあらみ 下の句:わが衣手は 露にぬれつつ 下の句読み:わがころもでは つゆにぬれつつ 作者/歌人名:天智天皇(てんちてんのう) 单词解释: かりほ:收获的稻穗。 庵(いお):简陋的草房。为从事农事而用草木搭建的临时小草房。 苫(とま):草帘子草席。 ■ 和歌の意味 秋の田の、かった稲穂の番をする仮小屋の、屋根をふいてある苫の目があらいので、わたしのそでは夜露にぬれてかわくひまもないことである。 ■作られたワケ 旅から戻ったある日、天皇は秋の草花の咲く御所の庭を歩いていました。そこで花にかかった夜露を見て「この夜露は農民たちをもつめたくぬらしているのだろう。つらいだろうな・・・。」と思いこの歌を作ったそうです。 ■作者プロフィール 天智天皇(626~671) 中大兄皇子と呼ばれた皇太子時代、中臣(藤原)鎌足と共に「大化の改新」を行いました。その後、都を近江(今の滋賀県)の大津に移し即位しました。日本ではじめて水時計を作らせたことでも有名です。 豆知識: 百人一首(ひゃくにんいっしゅ)汇集了日本王朝文化七百年的100首名歌,是最百人一首》汇集了日本王朝文化七百年的100首名歌,是最广为流传的和歌集。熟读百人一首广为流传的和歌集。在江户时代,还被制成了カルタ(歌留多,即纸牌),开始在民间流传。特别是作为新年的游戏,一直受到大家的欢迎, 代代传诵,家喻户晓。千百年来对日本民族的生活情趣和审美意识的形成产生了深远的影响。 百人一首系列戳这里>> 喜欢日本文化吗?欢迎订阅百人一首百人一首》汇集了日本王朝文化七百年的100首名歌,是最广为流传的和歌集。熟读百人一首,更能了解日本文化哦。一起来了解日本人对美、自然、爱情的感悟吧。 上の句: 秋の田の かりほの庵の苫をあらみ 上の句読み:あきのたの かりほのいおの とまをあらみ 下の句:わが衣手は 露にぬれつつ 下の句読み:わがころもでは つゆにぬれつつ 作者/歌人名:天智天皇(てんちてんのう) 单词解释: かりほ:收获的稻穗。 庵(いお):简陋的草房。为从事农事而用草木搭建的临时小草房。 苫(とま):草帘子草席。 ■ 和歌の意味 秋の田の、かった稲穂の番をする仮小屋の、屋根をふいてある苫の目があらいので、わたしのそでは夜露にぬれてかわくひまもないことである。 ■作られたワケ 旅から戻ったある日、天皇は秋の草花の咲く御所の庭を歩いていました。そこで花にかかった夜露を見て「この夜露は農民たちをもつめたくぬらしているのだろう。つらいだろうな・・・。」と思いこの歌を作ったそうです。 ■作者プロフィール 天智天皇(626~671) 中大兄皇子と呼ばれた皇太子時代、中臣(藤原)鎌足と共に「大化の改新」を行いました。その後、都を近江(今の滋賀県)の大津に移し即位しました。日本ではじめて水時計を作らせたことでも有名です。 豆知識: 百人一首(ひゃくにんいっしゅ)汇集了日本王朝文化七百年的100首名歌,是最广为流传的和歌集。在江户时代,还被制成了カルタ(歌留多,即纸牌),开始在民间流传。特别是作为新年的游戏,一直受到大家的欢迎, 代代传诵,家喻户晓。千百年来对日本民族的生活情趣和审美意识的形成产生了深远的影响。 百人一首系列戳这里>> 喜欢日本文化吗?欢迎订阅百人一首节目。

  • 精彩和歌朗读欣赏:百人一首百人一首(17)

    名地 竜田川は、紅葉の名所で、現在の奈良県生駒郡斑鳩町竜田にある竜田山のほとりを流れる川のことです。 【からくれなゐに】 鲜红色  「鮮やかな紅色」という意味です。「から」は「韓の国」や「唐土(もろこし)」を意味する言葉で、「韓や唐土から渡ってきた素晴らしい品」を表す接頭語(頭につける語)でした。当時の韓や唐土というと先進国で優れた品が日本に渡ってきていたので、こういう意味となったのです。   【水くくるとは】 「水くくる」与前百人一首》汇集了日本王朝文化七百年的100首名歌,是最广为流传的和歌集。熟读百人一首面的「聞かず」采用了倒置手法。 「くくる」は「括り染め」、つまり「絞り染め」にするという意味です。「(竜田川が)川の水を括り染めにしてしまうとは」という意味で、紅葉が川一面を真っ赤にして

  • 精彩和歌朗读欣赏:百人一首百人一首(20)

    百人一首》汇集了日本王朝文化七百年的100首名歌,是最广为流传的和歌集。熟读百人一首

  • 【百人一首鉴赏・朗诵】落雪(附百人一首音频)

    去看解释看一下自己能不能理解^^ 【声优朗读】田中理惠版本: 若本規夫版本: 八葉朗詠百人一首: 【解释】日文:あなたにさしあげるため、春の野原に出かけて若菜を摘んでいる私の着物の袖に、雪がしきりに降りかかってくる。 中文:为了将(若菜)献给你,雪不停地落百人一首》:汇集了日本王朝文化七百年的100首在到春天的田野上采摘若菜的我的和服袖子上。 【词语解释】 ◇ 若菜摘む:若菜并不是一指一种植物的名称,而是泛指可食用、药用的一种草。以“春天的七草”,即セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ (カブ)、スズシロ(ダイコン)为代表。从古代开始,有着在春天的时候吃若菜驱除邪气,使病气退散的习惯。1月7号要喝“七草粥”也是从此得来的。而初春 的时候“摘若菜”也在也惯例。 ◇わが衣手に:袖子的和歌用语。 ◇雪は降りつつ:「つつ」是表示动作反复、继续的接续助词。就是「し続ける」的意思。 【作者简介】 光孝天皇(こうこうてんのう。830~887):仁明

  • 精彩和歌朗读欣赏:百人一首百人一首(22)

    《百人一首》汇百人一首》汇集了日本王朝文化七百年的100首名歌,是最广为流传的和歌集。熟读百人一首,更能了解日本文化哦。一起来了解日本人对美、自然、爱情的感悟吧。 『古今集』秋下・249 吹くからに 秋の草木(くさき)の しをるれば  むべ山風を 嵐といふらむ   上の句:吹くからに 秋の草木の しをるれば 上の句読み:ふくからに あきのくさきの しおるれば 下の句:  むべ山風を あらしといふらむ 下の句読み:  むべやまかぜを あらしというらん 作者/歌人名: 文屋康秀(ぶんやのやすひで)   ■ 現代語訳  山から秋風が吹くと、たちまち秋の草木がしおれはじめる。なるほど、だから山風のことを「嵐(荒

  • 精彩和歌朗读欣赏:百人一首百人一首(8)

    《百人一首》汇百人一首》汇集了日本王朝文化七百年的100首名歌,是最广为流传的和歌集。熟读百人一首,更能了解日本文化哦。一起来了解日本人对美、自然、爱情的感悟吧。 8番 出典:「古今集」より 上の句:わが庵は都のたつみしかぞすむ 上の句読み:わがいおはみやこのたつみしかぞすむ 下の句:世をうぢ山と人はいふなり 下の句読み:よをうじやまとひとはいうなり 作者/歌人名:喜撰法師(きせんほうし) 注:“いふ”为古文表现方式读音为“いう” ■和歌の意味 わたしのそまつな家は、しかのすむ、京都の南東の宇治山にあって、このように、心のどかに住んでいる。それなのに世の人は、わたしが世間を住みづらく思って宇治(憂し)山

  • 精彩和歌朗读欣赏:百人一首百人一首(21)

    空中的残月。 夜更けに昇ってきて、夜明けまで空に残っている月のこと。満月を過ぎた十六夜以降の月です。 【待ち出でつるかな】等着男百人一首》汇集了日本王朝文化七百年的100首名歌,是最广为流传的和歌集。熟读百人一首人时 月亮倒出现了。 「待ち出づ」は「待っていて出会う」という意味で、それに完了の助動詞「つる」の連体形と詠嘆の終助詞「かな」がついています。「待ち」は自分が待っていることで、「出で」は月が出てきたことを示します。要するに、男が来るのを待っているうちに月が出てしまったことをまとめて言った表現です。   ■ 作者 素性法師(そせいほうし。生没年不明) 俗名・良岑玄利(よしみねのはるとし)。9~10世紀初