《仁医》台词解析:

「未来。俺は決めたよ。歴史は思う以上に強大で、だったら、俺は臆することなく向かっていくよ。所詮、人間は精一杯生きることしか出来ないのだから。出来る限り、この手で人を助けていこう。そして、少しだけでも医学の針を進められれば、俺は、君の運命を変えられるかもしれない。可能性はゼロに近い。 でも、きっとゼロじゃない。かすかな蝶の羽ばたきが、やがて、嵐となることもあるのだから。」

未来との写真を見つめる仁。そして部屋を出ていき・・・。

「あの。」仁は栄に声を掛ける。

「・・・」

「髷を結う紐か何か・・・。」

その頃、龍馬は勝と会っていた。

「ま、異国に勝つためには、まずは寝る事よ。やつらの手練手管を盗んで、喉元を掻っ切る。角なら、寝首っちゅう寸法さ。そんなもんぶら下げてちゃ、郭にあげてももらえねーよ。」

「・・・」

龍馬は刀を抜き・・・それを畳みに突き刺す。

「先生の話には、血があるぜよ!肉があるぜよ!この国を思う、真に、道あふれてるぜよ!!どうかわしを、弟子にしとうせ!」

「構わねーけどよ、お前さんは今までの仲間を裏切ることになるんじゃねーかい?」

「わしゃ今まで、世の中を変えるためには、誰かの仲間にならんといかんと思うちょった。けんど、何か違っちょる気がして、仲間になりきれんかった。今は、自分の信じる道を歩きたいぜよ!それが、誰も歩いとらん道でも。正しい道じゃったら、仲間はあとからついてくるぜよ!そう・・・教えてくれた男がおるき。」

相关日语知识点讲解:

所詮、人間は精一杯生きることしか出来ないのだから。

所詮【しょせん】、最後に行き着くところを述べるときに用いる。つまるところ。多く、否定的な意味の語句を伴って用いる。
归根到底,结局,毕竟;后多接否定,如:所詮かなわぬ夢/ 终归实现不了的愿望

另外,与之相关的用法,“所詮無し”,指的就是しかたがない,没有办法,无法。

●やつらの手練手管を盗んで、喉元を掻っ切る。

同義の二語を重ねて意味を強めたもの、「手練」に同じ。

“手管【てくだ】”意思和“手練【てれん】”是一样的,花招,欺骗,哄骗;这两个同义词叠加的用法,是为了加强强调的语气;如:手練手管を弄(ろう)する/ 耍手段

●けんど、何か違っちょる気がして、仲間になりきれんかった。

「ちょる」は、宮崎弁で、「~している」を意味します。英語で言うと現在進行形「ing」に近いです。

ちょる,正在进行的某个动作,或是持续的某个状态;如:がんばっちょるね,就类似于がんばっているね。

●そう・・・教えてくれた男がおるき

「おるき」とは土佐弁で「いるから」の意味である。

「おるき」,在土佐方言里是「いるから」的意思。如这句就是:教えてくれた男がいるから。

 

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