いとこ煮とは、小豆・カボチャゴボウ・芋・大根・豆腐などを煮えにくいものから順に入れ、味噌か醤油で味付けした料理。いとこ汁。従弟煮。従兄煮。


堂兄煮是指将小豆、南瓜、牛蒡、芋头、萝卜、豆腐等按不易煮到易煮的顺序依次加入,再加上味噌或酱油等调味的菜。也叫堂兄汁、从弟煮、从兄煮。


いとこ煮は、堅いものから順に煮ていく料理で、「追い追い煮る」の意味から「追い追い」と「々(おいおい)」と掛けた洒落で、「いとこ煮」と呼ばれるようになったというのが定説である。


关于其来源通常的说法是:堂兄煮要从硬的东西开始煮,从“追い追い煮る(赶着煮)”这层意义上的“追い追い”变成了“甥々(おいおい)”的文字游戏,于是逐渐变成了“いとこ煮(堂兄煮)”。


その他、「甥々」の補足的な語源説で「銘々に煮る」の意味で、「姪々(めいめい)」とも掛けられているといった説や、いとこ煮は様々な野菜が煮られ、種類は異なるが野菜は野菜であることから、近親関係のいとこに見立てたとする説がある。


此外,作为“甥々”语源说法的补充,还有在“銘々に煮る”的意义上和“姪々(めいめい)”扯上关系的说法,还有种说法是堂兄煮要煮各种蔬菜,其种类虽然不同,但是由于都是蔬菜,所以将其比作近亲关系的堂兄弟。


「従弟似(いとこに)」という言葉を元に、「甥々」や「近親関係」などの意味が加わり、「いとこ煮」になったとする説もあるが、突如「従弟似」という言葉が出るのは不自然なので、影響を受けたとしても、意味が先にあって生まれた呼称と考えるべきであろう。いとこ煮の作り方は、豆と野菜を煮るという点では全国的に共通しているが、煮た小豆や大根を具にした味噌汁をさす地域もある。


以“従弟似(いとこに)”为基础,加上“甥々”及“近亲关系”等意思,于是变成了“いとこ煮”,尽管也有这种说法,可要说突然出现“従弟似”这个词有些不自然,所以即使有影响,还是应该认同是意义先出现吧。堂兄煮的做法是煮豆子和蔬菜,这一点全国都相同,也有的地区是指煮好的小豆和萝卜的味增汤。


いとこ煮は、神に供えた食物を寄せ集めて煮ることから始まった料理で、元々は盆や正月、祭礼時に食べられていた。


堂兄煮是在汇集祭神的食物后开始煮的菜,原本只有在盂兰盆节和正月庙会的时候才吃得到。