5.年齢が高いことは、採用に不利なのでしょうか?
5. 年纪大是否对被录取不利?


中国の大学を卒業してから、日本語学校に1年から2年通い、さらに日本の大学、あるいは大学院に再び入学して卒業となると、当然、日本の新卒学生より年齢が高くなります。

在中国大学毕业后,去日语学校1~2年,再到日本大学或研究生院深造,毕业时年龄肯定要比日本的应届毕业生大。


留学生の皆さんとしては「これだけがんばってきたのだから、その専門性や知識を認めてほしい。就職も他の学生より有利にならないとおかしいのでは?」と思われるかもしれません。

留学生们可能会想“自己努力到如今,当然希望自己的专业性和知识得到认可。求职的时候如果不占优势的话不是很奇怪吗?”

しかし、日本企業の採用では、残念ながらそういったことを評価する企業が少ないのが実情です。企業では、学校で何年勉強してきたか、ということよりは、社会人としての経験と実績が評価されるので、社会人経験がなければ、何歳であろうと、まずはゼロからのスタートを切るものだと思ってください。

但遗憾的是,事实上日本企业在录取时很少会认同这种想法。就企业来说,不管在学校寒窗苦读多少年,只要没有实际的社会实践和实绩,就不会被认可,若没有社会经验,不管几岁,都要从零开始。

ただ学んできたことがムダということではありません。専門知識だけでなく、人一倍の勤勉性、忍耐力、チャレンジ精神を鍛えられてきたことは、企業に入社してから、配属された職場で十分に発揮することができるからです。

不过这并不是说学到的东西毫无用处。专业知识以外,由于锻炼出了高于常人的勤奋、忍耐力和挑战精神,进公司后也能在分属部门充分发挥这些精神。