人生之旅 历尽艰险

360万年も前の家族の姿が復元されている。タンザニアの遺跡で見つかった猿人の足跡の化石をもとに、父母と子の3人が歩く様子を造形した。表情のモデルには、お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史さんがなった

360万年前的家庭生活状态得到了复原。这是在坦桑尼亚遗迹处发现的猿人足迹化石基础上造就的父母与孩子3人走路的形象。表情的模特由笑星搭档“NINETY-NINE”中的冈村隆史先生担任。

東京・上野の国立科学博物館で開かれている特別展「グレートジャーニー 人類の旅」の呼び物の一つである。猿人から進化したホモ・サピエンスは、約6万年前にアフリカから世界に散り、約1万年前に南米の最南端に到達した。その遥かな旅路を会場で追っていると、粛然とさせられる

这是东京・上野国立科学博物馆举办的特别展“THE GREAT JOURNEY 人类之旅”上的一个夺人眼球的看点。从猿人进化过来的长者智人(Homo sapiens idaltu)大约在6万年前从非洲大陆扩散到全世界,大约在1万年前到达了南美的最南端。在展会会场追踪如此漫长的旅途,不由使人肃然起敬。

砂塵舞う乾燥地帯にも、零下40度の極北の地にも、人類は進出した。標高3千~4千メートルの高地にも熱帯雨林にも。長い時間をかけて肌の色や体形を変えたり、その風土ならではの暮らしぶりを編み出したりしながら、過酷な環境に適応していった

无论是沙尘飞舞的干燥地带,还是零下40度的北半球极地,那里都留下了人类的足迹,当然还包括海拔3千~4千米的高原以及热带雨林。经过漫漫时间长河的荡涤,人类的祖先改变了肌肤的颜色和体型外貌,编织出了匹配当地风土的独特生活状态,以逐步适应严酷的环境。

展示の監修者の一人、探検家の関野吉晴さん(64)はかつて、南米からアフリカへと先人の偉業を逆の方向で追体験した。各地で出会った先住民は、自然の恵みに包まれつつ自然を畏れながら生きていた

展会管理者之一的探险家关野吉晴先生(64岁)曾经从南美到非洲大陆反向追踪体验了先人的伟业。所到各处见到的先住民在日常生活中不仅得到了大自然的恩惠,而且对于大自然从来就是敬畏有加。

傲りにとらわれた現代文明は危機にあるかにみえる。いまさらまねはできなくても、先住民の知恵は私たちを深い省察に誘う。その一端も伝える展示の副題は「この星に、生き残るための物語。」という

这似乎让我们感觉到自傲的现代文明或许正处于危机之中。时到如今即便已无法效仿,可先住民的智慧发人深省。展会的副标题“讲述一个为了生存于此星球的故事”从这方面给我们以提示。

きょう、若い人々が門出を迎える。皆さん、どうかよい旅を。思い通りにならないことも多いだろうが、関野さんは書いている。「一歩一歩ってすごいなと思う」

今天,年轻人将迎来人生的第一步。在此,希望各位闯出一条好的人生旅途来,尽管不免会遭遇很多不尽如意的事物。正如关野先生在其著作中感叹的那样,“一步一步,真是历经艰险哪!”

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