《悠长假期》台词节选:

瀬名が帰宅すると、南はワインに囲まれていた。

「おかえりーー!!」

「・・・どうしたのこれ。」

「テーブルなかったから。」

「いや、そうじゃなくて、これ。」

「引き出物。結婚式の引き出物。重いから持ってくるのどうしようかなーって思ったんだけど、これ結構美味しいし。お洒落だし。瀬名君、結婚する予定ない?何なら、6掛けで売ってもいいよ。」

「いや、ないです。」

「あ!ねえ、飲もうよせっかくだから一緒に。ね!あれ開けてみようか、ね!これ!1965年のヴィンテージもの。」

「65年!?それ高いじゃないですか!」

「すっごい高いー。でもいいや、特別ー。はい、開けて。しかしさー、順風満帆だよねー。顔もいいしさ、ピアノも弾けるしさ。ね!女は?女はどうなの?教えて教えて!うわ、私親父クサーイ。アハハハハ。」

「もう飲まない方がいいですよ。」

「大丈夫大丈夫。これぜーんぶ飲んだら、気持ちにケリついちゃうから。アハハ。」

コンクールのパンフレットを見る南。

「へーー。涼子ちゃんって言うんだー。」

「いいじゃないですか。」

「奥沢ー。りょう・こ・ちゃん!」

「やめて下さい。わかりました。」

「で、付き合ってるの?」

「いや。」

「なんだ。片思いか。」

「いや、これからですよ。」

「馴れ初めは?」

「うーん、1年ぐらい前かな。大学に、ピアノ弾きに行ったんですよ。そしたら彼女が弾いてて、僕にどうぞって譲ってくれたんですよね。」

「で?」

「その彼女の、どうぞっていうのが、すっごい良かったんですよ。」

「は??」

「え?だからどうぞっていうのに。」

「何??ちょっと、やってみな。」

「はい?」

「わかんない。はやく、見せな。早く!いいから!」

「だから、僕が弾きに行ったら彼女が先にもう弾いてて。」その時を再現して見せる瀬名。

「あ、どうぞって、やってくれたんですよね!」そして照れ笑い。

「いや、ちょっと!目線でやってごらん。私ここ。瀬名。」

「僕が涼子ちゃん?だから、弾いてたじゃないですか。そしたらこう目が合って。あ、ごめんなさい、どうぞって。」

「ドキドキしたかもしれない。ちょっと、もう1回!」

「だから、」

「もう1回もう1回!そこの出だし、もう1回!」

「今のですか?だからこう、」

「もういいよ、しかし、どうぞ?たった3文字!?すっごい省エネ。何でそれだけで好かれちゃうわけ?どうぞでいいんだったら私いっぱい言っちゃう。どうぞどうぞどうぞ!」

「あなたいつも喋りすぎなんですよ。これ着ようかなーとか、今日は花柄だしなーとか、一人で。」

「・・・」

「あ・・また僕なんか、地雷踏みました?」

「・・・」瀬名に迫る南。

「・・いや、でも結構、いつも似合ってますよ。」南、瀬名の顔のまん前で手をパンと叩く。

「ハハー!目瞑ってんの!ザマ見!あ!」

吊られて指を指されたほうを見てしまう瀬名。
「バカが見るー。ブタのクズー。ヘヘ。」

「・・・」

实用日语口语讲解:

●しかしさー、順風満帆だよねー。

順風満帆(じゅんぷうまんぱん)とは、物事がすべて順調に進行することのたとえです。追い風を帆いっぱいに受け、船が軽快に進む意味からきています。
“順風満帆”,比喻事情进行的很顺利;原意就是风吹着帆,船轻快地行进;

「順風」は人や船が進む方向に吹く風のことで、追い風のことです。「満帆」は帆をいっぱいに張ることです。
「順風」,就是指风顺着人或船的方向,也就是「追い風」;「満帆」指的就是帆全部打开。

●これぜーんぶ飲んだら、気持ちにケリついちゃうから。アハハ

古文によくある、助動詞の「けり」のことです。
助动词けり经常出现在古文里;

和歌や語り物などに、「けり」で終わるものが多いところからきているそうで、物事の結末、終わり、締めくくり、決着がつく といった意味になります。
和歌,物语里,经常会以「けり」结尾,表示事物的结束,终结,完结。

馴れ初めは

なれそめ、と読みます。
恋仲の者が知り合ったきっかけ(理由)の事。

馴れ初め【なれそめ】,指的就是相恋的人,以某件事为契机开始相互熟悉。

●また僕なんか、地雷踏みました

なんか,表示列举,之类的;
这句话就是:莫非我又踩到地雷了?