这部又甜又虐的日式纯爱剧爆火!“每句うるさい,都是大好き……”
作者:米亚 译
来源:日本雅虎
2022-10-12 10:02
川口春奈主演の木曜劇場「silent」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)が、10月6日放送の初回から好評だ。放送時にはツイーターのトレンドランキングが国内外で1位となり、見逃し配信は公開後2日で160万回再生を突破し、フジテレビ史上最速の記録を叩き出している。病気で耳が聴こえなくなった目黒蓮(Snow Man)演じる想の手話演技も話題だが、『フジテレビヤングシナリオ大賞』受賞作家である生方美久が紡ぎ出すセリフにも注目したい。
川口春奈主演的木曜剧场《silent》(每周四晚10:00~10:54)自10月6日首集播出后好评如潮。播出时冲上推特热搜国内外榜单第一,录播公开后两天内播放量突破160万,创造了富士电视台最快记录。剧中,目黑莲(Snow Man)在饰演因病失聪的男主角想时的手语演技也引发了话题,但曾获“富士青年剧作赏”的作家生方美久创作的台词也值得品味。
■“シナリオ大賞”受賞作家のオリジナル作品
■“剧作赏”获奖作家的原创作品
今作は原作のない、生方美久による完全オリジナル作品。主人公・青羽紬(川口)が、本気で愛するも別れることになってしまった高校時代の恋人・佐倉想(目黒)と8年の時を経て偶然、再会。そこに待ち受けていた現実と向き合いながらも寄り添い、乗り越えていこうとする姿を描く。
《silent》没有原作,是出自生方美久的完全原创作品。故事当中,主人公青羽绸(川口 饰)与高中时代的真爱佐仓想(目黑 饰)在8年后偶然再会。面对残酷的现实,他们二人相互依偎共渡难关。
大切な人との別れを乗り越え、今を生きようとしている女性と、障がいを患ってしまったことで自分と向き合えず別れを選んでしまった青年。音のない世界でもう一度“出会い直す”ことになった二人と、それを取り巻く人々が織り成す、切なくも温かいラブストーリーだ。
跨越与真爱之人分离的苦难,活在当下的女性,与身患残障无法直面自己选择离开的青年。在无声的世界当中再次“重逢”的两个人,与围绕他们的人们交织在一起,讲述了一段凄美而温暖的爱情故事。
■過ぎて初めて気付く幸せがある
■失去了才意识到的幸福
人は、失って初めて、たくさんの幸せに包まれていたということに気付くときがある。
有时候,人只有在失去的时候才能意识到自己曾经被多么巨大的幸福所包裹着。
「silent」第1話では、高校時代に付き合っていた紬と想の再会が描かれた。卒業して突然、一方的に別れを告げて去ったと思っていた彼氏は、実は耳の病気を患い、音の聴こえない世界で生きていたということを知るところから物語が始まる。
《silent》第一集描绘了高中时代的恋人绸与想的再会。女孩这才得知,毕业后突然单方面宣布分手的男友其实是因为身患耳疾,今后只能生活在无声的世界当中。
紬は、今やっと、想が8年間一人で苦しんでいたことをようやく知ったところだ。ここから空白の時間が描かれるだろうし、再会した2人と周囲が、この先どんな形で関係し合って歩んでいくのか。新しいストーリーはまだ始まったばかりだ。
绸这才知道想8年来都在一个人独自承受这些痛苦。今后可能会讲述这期间空白的时间,而再次相遇的两人身旁又会构建起怎样的关系呢?新的故事这才刚刚开始。
■「学校はいやでも週5で好きな人に会える場所」
■“学校就是一个即使讨厌但每周却有五天能见到喜欢的人的地方”
紬が高校時代を思い出したときのセリフで「今思うと学校っていうのはすごい場所だった。いやでも週5で行く場所で、いやでも週5で好きな人に会える場所だった」というのがあった。これは、第1話の中で一番の名ゼリフだったのではないかと、勝手ながら耳に入った瞬間ハッとさせられた。
在回想起高中时代时,绸首先想到的话就是“现在回想起来学校真的是个很神奇的地方。就算讨厌它,一周还是得去五次,就算讨厌它,但在这里每周有五天能见到喜欢的人”。这可能会成为第一集中最经典的台词吧,反正笔者在听到这句话的瞬间觉得眼前一亮。
校内に恋愛相手がいる、またはいた人にとって、学校というのはとんでもなく恵まれた環境であったのだ。しかし、相手と顔を合わすのが気まずい日もあるだろうし、100%幸せだと噛みしめて学生生活を送った子は少ないだろう。これこそ失って初めて気付く幸せ、というやつである。
如果学校有你喜欢的人,或者有你曾经喜欢的人,那学校这个地方就是一个得天独厚的地方。不过,也有和对方见面很尴尬的日子,很少有孩子能斩钉截铁地说自己的学生时代是百分百幸福的吧。这才是失去后才意识到的幸福。
例えば「週5で好きな人に会えるなんて、最高に楽しくスキップで通ってしまうような場所だった!」などといった喜び全開の言葉選びではないところも良かった。「いやでも行く場所」「いやでも好きな人に会える場所」という学生ならではの気ダルそうな言い回しや、“学校って別に最高なところでもないけど、今思えばすごい場所だな”という実感は、卒業して8年経った紬のリアルな気持ちが込められた秀逸なセリフであった。
比如说,我觉得剧中没有选择类似于“每周能有五天能见到喜欢的人,学校就是一个最棒的想让我开心到跳着去的地方!”这样百分百开心的话,而是用了“即使讨厌也要去的地方”、“即使讨厌也是个能见到喜欢的人的地方”这种能让学生共鸣的说法,还有“学校虽然不是什么最棒的地方,但现在回想起来真的是个很神奇的地方”的感叹,这句绸毕业八年后对学校的真实感受,真的是一句很棒的话。
■知らない世界を「知る」きっかけに
■“了解”未知世界的契机
紬が想の第一印象を「好きな声で好きな言葉を紡ぐ人だった」と語ったり、現恋人の湊斗(鈴鹿央士)の性格を「主成分:優しさ」と表したりするのは、紬の感性と表現力が優れていることを示している。
绸对想的第一印象是“用我喜欢的声音说我喜欢的话的人”,而现任男友湊斗(铃鹿央士)的性格则是“主要成分:温柔”,从中我们可以感受到她优秀的感知力和表现力。
健常者と障がい者、または大多数と少数と言ってもいいが、いわゆる普通の女子の世界に住む紬が、耳が聴こえなくなった想のことをどう捉えていくのかが楽しみな作品だ。何かを失う前に気付くことができれば、人はもっと他人に優しくなれるはずだし、自分とは違う考えや境遇に理解を深めることができるはず。ドラマの役目というのは「知らない世界を知る」という側面もあるだろう。多くの人が何かを感じ取っていけそうな作品だ。
健康人士和残障人士,或者可以说是大多数人和少数人。这部作品可以说是讲述了生活在普通女孩子世界当中的绸是如何感知生活在无声世界当中的想的。如果我们能够提前感知到即将失去的话,或许就能更加温柔地对待他人,能够更加深刻地理解与自己不同的想法与境遇。电视作品的作用也在于“让我们了解此前未知的世界”。笔者相信这也将是一部能够让很多人有所感悟的作品。
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