最近時々、耳にし、また目にする言葉に、「美人さん」があります。「美人」ではありません、「美人さん」です。ここで疑問が。「なぜ『さん』を付けるのか?」ということです。

最近经常听见或者看见「美人さん」这个词。不是「美人」,是「美人さん」。这就有个疑问了,“为什么要加个‘さん’呢?”。

「美人だなあ」「美人ですね」でいいのに、「美人さんですね」と、なぜ「さん」を付けるのか?これはもしかしたら、「自分とは縁遠い」ということの表現として「さん」を付けているのではないでしょうか?ほら、会社の経営陣とか上層部のことを、平社員などが、「えらいさん」と言うじゃないですか。あれは、自分が手を触れることに出来ない、「天上人」「雲上人」のことを言うんですよね。この場合も、「自分なんか付き合ってももらえない、ものすごくハイレベルの美人の女性」の場合に「さん」を付けて「美人さん」と言うのではないでしょうか?

明明说一句“美女啊”“是美女呢”就可以了,说「美人さんですね」的话,为啥非要加个「さん」呢?这难道是作为“跟自己关系比较疏远”的表现所以才加个「さん」么?普通社员一般不都是称公司的经营团队或者上层领导「えらいさん」么?形容自己无法触及到的高高在上的人们,称作“天上人”“云上人”什么的。于是面对“不可能跟自己这种人交往的,非常高质量的美女”的场合,才加上一个「さん」称呼为「美人さん」的吧。

もしくは、それほどの美人ではなくても、「この言葉を使う人の自己評価が低く」て、「どうせ、ボクなんて、歯牙にもかけてもらえない」と思っているケースかもしれません。

或者即使不是非常漂亮的美女还是用「美人さん」称呼的人,可能会觉得“自我评价低”、“反正我这样的男人根本就不值一提”诸如此类的想法。

グーグル検索では、「美人」=9280万件、「美人さん」=161万件、「えらいさん」=15万件、「偉いさん」=44万件、でした。「お」を付けて「おえらいさん」と言うこともありますね。「お偉いさん」=51万件、「おえらいさん」=5万件

用google检索,「美人」=9280万条、「美人さん」=161万条、「えらいさん」=15万条、「偉いさん」=44万条。还有加个「お」说成「おえらいさん」的形式。「お偉いさん」=51万条、「おえらいさん」=5万条。

あと、友人などの「彼氏(彼女)」のことを、「彼氏さん」「彼女さん」と言うこともあるようです。「彼氏さん」=54万件、「彼氏」=3940万件、「彼女さん」=47万件、「彼女」=8060万件でした。この「さん」は「敬語」かな。部活動の先輩を呼ぶときに。「名字」に「さん」を付けるのではなく、「ニックネーム」に「さん」を付けて、「『タケちゃん』さん」「『タケ公』さん」みたいな感じなのかと思うのですが、いかがでしょうか?

另外,朋友什么的称呼“男(女)朋友”的时候也有说「彼氏さん」「彼女さん」的情况。「彼氏さん」=54万条、「彼氏」=3940万条、「彼女さん」=47万条、「彼女」=8060万条。类似在称呼部内活动的前辈的时候,这个「さん」就是敬语吗?我觉得有点像在昵称后面而不是在名字后面加「さん」,比如「『タケちゃん』さん」「『タケ公』さん」的感觉,大家觉得呢?

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