原文标题:オリンピックと戦争の記憶をたどる

 

ヒント:

サラエボ
頂く
ユーゴスラビア

穴ぼこ
とどめる
ソチ

~をまえに

 



❤书写方式:【听写规范】日语听写稿听写规范(2013年5月版)

首都サラエボから車で1時間。雪を頂いた山には、1984年のサラエボ冬季オリンピックで使われたスキージャンプ台が残っています。しかし、施設はぼろぼろの廃墟と化していました。 「民族融和」の象徴として、旧ユーゴスラビアのサラエボで行われた冬季オリンピック。しかし、90年代に入ると、民族間の対立が激化し、特にサラエボでは、イスラム系とセルビア系などの激しい戦いが繰り広げられ、多くの市民が犠牲になりました。 ジャンプ台には、平和維持のため、国連部隊が駐留。また、戦闘の舞台になったオリンピック施設もありました。 ボブスレーのコースは、穴ぼこだらけ。かつてここで競技が行われたとは想像できないほど荒れ果てていました。オリンピック施設は「紛争の記念碑」として、その姿をとどめているのです。 一方、ソチ・オリンピックをまえに、テロが頻発するロシア。かつての民族対立が紛争へと発展した経験を持つサラエボの人々は、不安を口にします。 紛争で命を落としたサラエボ市民の墓標が並ぶ、かつてのスタジアム。オリンピックと戦争の記憶を静かに問いかけています。
圣火与战火的追忆 从首都萨拉热窝出发约1小时车程,便来到白雪皑皑的山上,在这里残留着1984年萨拉热窝冬奥会时使用过的高台滑雪赛道,只是运动设施已破烂不堪,场地建筑已化为废墟。 作为民族融合的象征,在前南斯拉夫的萨拉热窝举办了冬季奥运会。但是,进入90年代后,民族间的对立形势愈演愈烈,尤其是在萨拉热窝,穆斯林人与塞尔维亚人等展开激战,导致了众多市民遇害。 跳台那边,曾有联合国维和部队驻扎其内。还有那些曾经被用作战壕的奥运设施。 有舵雪橇的赛道已是弹痕累累。眼前的景象荒凉得让人实在无法想象这里曾经举办过大型体育比赛。奥运设施作为“战争纪念碑”,被保留了下来。 另一方面,索契冬奥会开幕在即,俄罗斯却频发恐怖爆炸事件。经历过由民族对立演变成争端战争的萨拉热窝市民吐露了他们对此的担忧。 战争夺去了无数的生命,昔日的运动场变成了墓地、碑林,静穆地矗立在那,仿佛在静静地追忆着奥运与战争的尘封往事。