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上代文学篇

1.『古事記』(こじき)は現存する日本最古の書物である。和銅五年(712年)に成立し、 太安万侶(おおのやすまろ)は編者で、稗田阿礼(ひえだのあれ)により誦習されたものである。『古事記』編纂の最大の目的は諸氏族の持つ伝承を統一し、天皇支配の正統性を示して天皇を中心とした国家統一を進めることにあった。『古事記』は上、中、下の三巻からなり、上巻には天地創造に始まる神話が収められ、物語性、文学性に富む。中、下巻は天皇一代ごとの系譜を中心として、皇族や英雄の伝説が述べられている。  

《古事记》是日本现存最古老的书籍。它成立于和铜五年(712年),由太安万侣编撰,稗田阿礼诵读而成。当时编纂《古事记》的最大目的是统一各氏族的传统,昭示天皇统治的正统性,推进以天皇为中心的国家统一进程。《古事记》分成上中下三卷,上卷收录了始于开天辟地时期的神话,富有故事性、文学性。中下卷以每一代天皇的系谱为中心,讲述了皇族与英雄的传说。

2.『日本書紀』(にほんしょき)は、中国などの諸外国に対抗できる日本の正史を作ることで、対外的に国威を示そうという目的のもとに初めて編まれた官撰の歴史書である。養老四年(720年)に成立し、舎人親王(とねりしんのう)はその編者である。中国の史書の影響を受けて編年体(へんねんたい)をとっており、以後の正史の規範とされた。また、これを初めとして六国史(りっこくし)が編纂された。

《日本书纪》是日本为了与中国等诸国相对抗而编撰的日本正史,是最初以对外宣扬国威为目的的官撰史书。它成书于养老四年(720年),编者为舎人親王(とねりしんのう)。受中国史书的影响,《日本书纪》采用编年体,被视为后代正史的模板。而且,以其为首,人们还编纂了《六国史》。

六国史(りっこくし)は奈良時代から平安時代前期までに編まれた六つの官撰の歴史書の総称。その六つの本の名は『日本書紀』、『続日本紀』(しょくにほんぎ)、『日本後紀』、(にほんこうき)、『続日本後記」(しょくにほんこうき)、『日本文徳天皇実録』(にほんもんとくてんのうじつろく)、そして『日本三代実録』(にほんさんだいじつろく)である。

“六国史”是指于奈良时代到平安时代前期期间编纂的六部官撰历史书的总称。这六本书分别是《日本书纪》、《续日本纪》、《日本后纪》、《续日本后纪》、《日本文德天皇实录》、以及《日本三代实录》。

3.『日本霊異記』(にほんりょういき)は日本で最初に成立した仏教説話集で、正式には『日本国現報善悪霊異記』(にほんこくげんぼうぜんあくりょういき)という。平安時代初期(九世紀初めごろ)に、薬師寺の僧、景戒(きょうかい)が編纂したものである。景戒の集めた説話は奈良時代のものが多く、当時の人々の考え方や暮らしぶりが読みとれる。

《日本灵异记》是日本最早出现的佛教说话集,正式名为《日本国现报善恶灵异记》。它于平安时代初期,即九世纪初左右,由药师寺的僧人景戒(きょうかい)编纂而成。景戒所收集的故事多是奈良时期的,从中可以读出当时人们的思维方式以及生活状态。

4.『万葉集』(まんようしゅう)は現存する日本最古の和歌集である。八世紀後半、大伴家持(おおとも の やかもち)によってまとめられたとされている。二十巻で、全歌数は4500余首である。作者層は天皇から一般の人々に至るまで幅広く、地域は大和を中心としながらも、東国(とうごく)、九州などと広がりがある。基本構成は必ずしも統一されてはいないが、雑歌(ぞうか)、相聞(そうもん)、挽歌(ばんか)の三部分から成り立っている。また巻によっては表現のしかたにより、正述心緒歌(せいじゅつしんちょか)、寄物陳思歌(きぶつちんしか)、譬喩歌(ひゆか)に分類され、また四季による分類が見られる巻もある。

《万叶集》是日本最早的和歌集。大家普遍认为它是在8世纪后半期由大伴家持整理而成。共二十卷,收录了约4500多首和歌。作者由天皇到普通人,范围广泛。区域以大和地区为中心,并延伸到东国,九州等地。基本构成并不完全统一,主要由雑歌、相闻、挽歌三部分构成。另外每一卷根据其表现形式分成正述心绪歌、寄物陈思歌以及譬喻歌。有的卷中更有根据四季分类的。

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日本古典文学的瑰宝——《万叶集》

日本古典文学《万叶集》的歌风一览

5.『懐風藻』(かいふうそう)は日本最古の漢詩集である。作者層は限られ、皇族・官僚・僧侶など六十四名で、その時、約百二十編が収められている。自らの心情を吐露したものは少なく、公的文学としての性格を示している。

《怀风藻》是日本最古老的汉诗集。作者局限于皇族、官僚、僧侣等六十四人,收录了当时约一百二十篇作品。这些作品很少倾吐自己的心情,多带有公的文学色彩。

公的文学:公式の場で用いられた漢詩文には、当時の人々の私的な思想や心情はほとんどみられず、中国の古典にならって、儒教や仏教の思想が中心になっている。

公的文学:在正式场合使用的汉诗文中,几乎看不到能反映当时人们的个人思想以及感情的作品,他们多仿照中国古典,儒教和佛教的思想是核心。

6.『歌経標式』(かきょうひょうしき)は日本で初めての歌学書である。漢詩と和歌の性質は違うので、中国の詩学をそのままあてはめたこの試みには無理があったが、和歌への批評意識を理論化しようとした試みは評価される。

《歌经标式》是日本最初的和歌学书籍。由于汉诗与和歌的特性不同,它所提出的将中国的诗学完全适应于和歌这一尝试有些勉强,但是它所倡导的另一创新,即将针对和歌的批评意识趋于理论化,这一点备受好评。

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