盛夏酷暑 纯白为佳

沪江日语阅读提示:双击或划选日语单词,查看详细解释,并可收录进生词本以供记忆学习。

熱帯の鳥は総じて色あざやかだ。暗い密林で仲間を見分ける術(すべ)らしいが、派手な色調と暑さは相性がいいように思う。アフリカの民族衣装が太陽の下で映えるように、この季節、はっきりした色が似合う。

总的来说,热带的鸟儿其毛色都比较艳丽,这似乎是因为它们需要在昏暗的密林中分辨自己的同伴而生就的一种本领,漂亮的色调和酷暑的高温也有一定相辅相成的效应。这就好比是在太阳的照耀下非洲土著民族的服装一样,在目前的季节,鲜明的色彩特别般配。

雨上がりの散歩道を彩るのも、めりはりの利いた花色だ。七変化を終えて、アジサイのパステルカラーは薄れ、ゼラニウムの紅、メドセージの青紫、マリーゴールドの黄や朱が道端に揺れている。

雨过天晴,装点便道的也正是那些张弛有度花儿的色彩。号称七色花的绣球花也已穷尽了其七色之变,柔和的色彩显得格外淡雅;天竺葵的红、大叶鼠尾草(Salvia guaranitica)的蓝紫,还有金盏花(Tagetes)的黄和红,这些色彩都在道旁随风摇曳。

原色を重ね塗りしたような炎暑に処するには、色は白、食べ物なら冷や奴(やっこ)、そうめん、かき氷。京阪の夏には、梅雨の水で肥えるといわれる鱧(はも)も欠かせない。骨切りし、熱湯をくぐらせた姿は満開の白牡丹(はくぼたん)に例えられる。氷水でしめて梅肉や酢みそで食すが、椀種(わんだね)にしても涼やかだ。

处于如同原色重叠涂抹般的盛夏酷暑,色彩以白为佳;食物以凉拌豆腐、龙须凉面、刨冰最为宜人。在京都大阪一带,被称为初夏的梅雨催肥了的海鳗也是不 可或缺的美味。它那剔去骨头,再经开水一焯之后的肉身宛如一朵盛开的白牡丹。然后,再用冰水一激,外加点腌制的梅肉或醋黄酱即可食用。即便是用在汤里也适合用凉的。

瀬戸内寂聴さんの小説『京まんだら』に、鱧椀を描いた一節がある。「お椀の中に鱧がまるく白玉のように身をまるめ、透明なじゅん菜(さい)と入っている。 汁は爽やかにほろ甘く、たしかに夏の微風をとかしてつくった様(よう)な味であった」。蒸し暑い洛中のこと、やさしい風もまた貴い。

濑户内寂听女士的小说《京曼陀罗》中专有描写海鳗鱼汤的一段,“汤碗中的海鳗肉卷曲着犹如一个个白玉球,汤中还添加了些透明状的莼菜,汤汁爽滑口感微甜,的确有一种采用被化解了的夏季微风烹制的味道”。真可谓闷热洛中,微风可贵。

坪庭を吹き抜く風や鱧料理〉小路智壽子。季節外れの冷涼を経て、きょうは大暑、週明けには夏が戻るという。のべつ鱧ざんまいとはいかないが、せいぜい食卓を白で彩り、内から冷やしたい。

<宅间庭院微风过,海鳗佳肴满街香>小路智寿子作。经历了与季节不符的清凉,今天到了大暑,据说,从下周一开始盛夏又该回来了。当然,总吃海鳗也是不行的,不过,还是想至少有那么几次用海鳗的纯白来装点一下餐桌,从内到外感受一下清凉与爽快。

本社編の『色の博物誌』によると、人種や文化圏を超えて、世界であまねく好かれる色は青だという。次が白。この順番が日本では逆になる。そこまで読んで、豆腐を買いに出た。

据本报社编纂的《色彩博物志》介绍,在世界范围内蓝色是一种被普遍喜爱的色彩,它超越了种族和文化圈的制约。其次就是白色。而在日本,这一顺序正好倒了过来。读到这里,读者们怕是纷纷外出购买豆腐去了。

声明:本双语文章的中文翻译系沪江日语原创内容,转载请注明出处。中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。

天声人语系列文章一览>>>