今日小寒 祈盼冬安

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冬の雑木林は枯れて寂れた風情だが、葉を落とすことで明るさを広げる。東京の西、いわゆる武蔵野を歩くと、裸になった木々が青い空に、粗いのような枝を突き刺している。色のとぼしい林間で、センリョウの赤い実と深い緑の葉の色が、目にひときわ鮮やかだ

冬季的杂木林,树叶凋零一派寂冷的风情,可正因为树叶的飘落,反倒扩大了光照和通透。漫步在东京西侧的武藏野,只见光秃秃的树木直刺蓝天,宛若粗大扫帚的树枝显得那么突兀。在此缺少色彩的树林里,草珊瑚(Sarcandra glabra)红红的果实和深绿叶片的色彩分外扎眼。

そんな東京の年明けが申し訳なくなるような、日本海側の大雪である。強い冬型と低気圧のために北海道では吹雪となり、青森の酸ケ湯(すかゆ)では積雪が3メートルを超えた。冬晴れの関東平野と背中合わせの新潟でも雪は深い

日本海一侧则是大雪皑皑,令如此东京的新年初始无言以对。由于强劲的严冬型天况与低气压,北海道风雪交加,青森县的酸汤地区积雪深达3米以上。与冬季晴朗的关东平原背靠背的新澙也是积雪颇深。

東京も、寒いのは寒い。きのうの朝は拙宅のスイレン鉢に氷が張った。ま だ暗い5時過ぎには水だったが、日の出の頃にはパリッと凍っていた。薄い氷を、透明なセミの羽に似ていることから「蝉氷(せみごおり)」と言う。もっとも 蝉氷ぐらいで震えていては、北国の人に叱られそうだ

其实,东京冷也还是冷的。昨日清晨,寒舍的睡莲花盆就结了冰。尚且昏暗的5点光景还是水呢,可到了日出时分却一下子冻成了冰。由于薄薄的冰层极似鸣蝉的羽翼,故称之为“蝉冰”。不过,倘若因为如此蝉冰就索索发抖的话,恐怕会遭到北疆人的羞辱。

きょうは二十四節気の小寒で、列島は寒の入りとなる。大寒をへて節分までを寒の内と呼び、1年で最も寒い時期とされる。風は冷たく、大気は凍(い)てる

今天是二十四节气中的小寒,列岛进入了寒冷期。经大寒到立春前的节分日被称为寒内,是一年之中最为寒冷的时段。寒风凛冽,大气冻彻。

高村光太郎ふうに言えば「人にいやがられる、刃物のような冬」である。だが少し肩を持つなら、寒さは自然を引きしめ、人に自省の心をもたらしてくれる。寒稽古に寒参り、寒垢離……あえて寒中に行い精神の純化を求める風習がさまざまに残る

按照高村太郎的说法就是“令人厌恶犹如利刃的寒冬”。不过,倘若稍许偏袒一些来看,寒冷振作了自然,同时也给人们带来了自省的心气。冬练三九、冒寒参拜以及寒中净身……,这一系列冒着严寒进行的追求精神净化的风俗习惯至今还留存于世。

〈きびきびと万物寒に入りにけり〉富安風生。とはいえ、着ぶくれて春を待つのもまた人間。寒くとも寒苦には至らず、吹雪(ふぶ)かず、雪崩(なだ)れず。程々の寒の内であってほしい。

〈严冬料峭,万物入寒〉富安风生作。话虽如此,可穿着厚实等待着春暖花开的也是我们人类。即便寒冷亦不至于寒苦,不要风雪交加,不要雪崩伤人,希望这一切都在可承受寒冷范围之内。

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