重启核电 须要慎重

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付け焼き刃という言葉は、中世の刀鍛冶の用語だという。切れの良くない刀にの刃を付け足したものを言い、転じて「にわか仕込み」を表すようになった。関西電力大飯原発の再稼働をめぐって、政府がわずか3日で作った安全対策の基準に、その手の批判がやまない。

淬火刃这个词是源于中世锻造刀剑的术语,指的是在那些原本不锋利的基础上追加了淬火工艺的刀剑,并进一步转而表示“突击完成”之意。围绕着关西电力公司大饭核电站的重新启动,政府以仅用3天时间制定完成的安全对策作为基准,对于这种做法的批评源源不断。

しかも基準は甘い。再稼働ありきという「靴」に合わせて、足の方を削った印象だ。クリアできるものばかりを並べた、との声もある。週内にも「安全宣言」をするらしいが、さて、信を置けようか。

而且基准还特别宽泛,给人一种为了迎合重新启动这双行走用鞋,反过来修剪原本之脚的印象。有呼吁认为罗列的只是那些能够过关的内容。本周之内似乎还将发表“安全宣言”,不知可否置信?

経産相の枝野さんには、官房長官時代の「ただちに健康に影響はありません」が重なる。発言が迷走するのは、思いと職責のはざまで揺れるゆえとお見受けする。ともあれ、ゴマカシの上塗りはもう御免こうむる。

一见经济产业相枝野就想起了在他当官方长官时代所说的那句名言“不会马上对健康造成影响”。不难看出,之所以出言含糊,完全是因为他处在想法与职责的狭窄空间中摇摆不定的缘故。不管怎么说,欺瞒性质的装饰可不能再要了。

再稼働は「政治判断で」と言うが、そもそも政治が信に乏しい。関電の筆頭株主である大阪市の異議が強いため、「大阪を広域停電させるしかない」との声も閣内に出たそうだ。ピントのずれた、思い上がった人たちである。

都说重新启动是因为“政治判断”,可从一开始政治就缺乏信用。由于关西电力公司的最大股东大阪市的强烈反对,听说内阁内部甚至还出现了“那只好在大阪大范围停电”的声音。仅是些不靠谱、妄自尊大的人们。

ギリシャ神話で人類に火を与えたプロメテウスには、エピメテウスという弟がいたと、かつて小欄でふれた。思慮を欠く弟が妻に迎えたのが、あのパンドラだった。美貌の妻だが、の箱を開けて不幸をまき散らしてしまう。

敝栏目曾经提到过,希腊神话中的那个送给人类火的普罗米修斯有一个名叫埃匹米修斯的弟弟。这个缺少思考的弟弟所迎娶的妻子就是那个潘多拉。美貌的妻子打开了那只灾祸盒,把不幸撒了一地。

プロメテウスの名には「先に考える男」という語意がある。片や弟は「後で考える男」の意味だという。原初の火から、いま原子の火の時代。兄弟の物語は、拙速浅慮への戒めとして、再稼働に重なる。

据说,普罗米修斯这个名字里含有“事先考虑的人”之语义,而弟弟则是“事后考虑的人”的意思。从原始之火进入到了如今的原子之火时代,在此重新启动之时,我们要把这两兄弟的故事作为针对求速度不求质量、考虑不周全的戒律牢记于心。

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