平安才女 如何感想

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随筆「枕草子」で観察眼の冴えを見せる清少納言は、嫌いなものも多々あったようだ。「にくきもの」の段など、筆にかなり力が入っている。急ぐときに来て長話する客、酒を飲んでわめく男、大音響でくしゃみする者――などと容赦ない。

在随笔“枕草子”中显露了观察眼光之细致犀利的清少纳言好像有很多讨厌的东西。在“厌恶之物”一段中还真下了工夫。正有急事时,却来了一位烂屁股,坐下后话说起来没完的客人,喝了酒爱闹腾的家伙,由着嗓门不加遮掩地打喷嚏的人等等,实在是忍无可忍。

人だけではない。寝ている顔のまわりを飛ぶ蚊。さらに蚤(のみ)も、ほんとに腹が立つ、と。蚤については、着物の下を跳ねまわって、着物を持ち上げようとする、とリアルだ。そんな清女(せいじょ)を身震いさせるような、先のニュースだった。

其实并不只限于人,诸如,躺着的时候在脑袋顶上飞来飞去的蚊子,还有虱子,真是气死人。对于虱子,那更是描写得活灵活现,说是在衣服里面蹦来跳去,简直就想把衣服撑起来。前不久的一条新闻估计也将会让这位清女浑身发抖。

恐竜時代の蚤は体長が2センチもあったとする論文を、フランスや中国の研究チームが発表した。中国で出土した化石を調べて分かったそうだ。メスは大きいもので2センチ、オスも1.4センチの威風堂々だが、「蚤の夫婦」なのは変わらないらしい。

据法国及中国的研究小组发表的论文称,恐龙时代的虱子身长达2厘米之多。据说,这是调查了从中国出土的化石之后得知的。雌性的较大些,有2厘米,雄性的也有1.4厘米,可谓八面威风,只不过无法改变的是它们作为“虱子夫妇”的身份。

むろん吸う血も少なくあるまい。羽毛を持つ恐竜にも寄生していたのではないかとチームは見る。怖いもの見たさはあるが、やはり今の世にいないのはありがたい。

当然,它们所吮吸的血也绝少不了。研究小组认为,它们有可能寄生在有羽毛的恐龙身上。尽管我们也会有想看一眼这种可怕之物的好奇,但还是为它们不存在于当今世界而深感庆幸。

もう一つ、清少納言を思い浮かべる記事が先ごろあった。3万年前のナデシコ科の花を、ロシアチームがシベリアの凍土の化石から咲かせた。白く、楚々(そそ)とした風情が愛らしかった。現代に甦(よみがえ)った最古の植物になるそうだ。

前不久还有一则令我想到清少纳言的报道。说是俄罗斯的一个研究小组从西伯利亚的冻土层中挖据出了石竹科植物的花籽并又成功使它绽放。白白的、楚楚动人的风情煞是可爱。据说,它将是现代复苏的最古老的植物。

〈草の花は なでしこ、唐(から)のはさらなり、大和のもいとめでたし〉と、枕草子は「草の花は」の段で一番にほめている。永い眠りから覚めたロシアの花は、「をかし」だろうか「あはれ」となろうか。平安才女に、そっと感想を聞いてみたい。

<石竹草本一枝花,漫山遍野是其家,大唐石竹固然好,大和石竹也风雅>,在枕草子中的“草本花”一段里,把最高的赞誉给了它。那么,面对这朵从远古的沉睡中醒来的俄罗斯之花,究竟是感叹其“可爱”呢?还是“优雅”?真想悄悄地请教这位平安时代才女的感想。

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