男装の女子高生とイケメンのセレブ高校生たちの「ホスト部(クラブ)」でのドタバタを描いた川口春奈さん主演の連続ドラマ「桜蘭高校ホスト部」がTBSで22日から放送を開始した。ドラマを見ていると、舞台となる「部室」の豪華なセットや小道具の数々が目を引く。橘康仁プロデューサーは「ドラマの世界観を体現するセットはドラマの見どころの一つ」とアピール。豪華セットにはスタッフのさまざまなこだわりが詰まっている。(毎日新聞デジタル)

美術担当の梁仁栄さんは、台本と原作を読んで「大変だと楽しそうという両方の思いが浮かんだ。アニメーションを見てからは、どうまとめるべきか悩みました」と明かす。原作に描かれたヨーロッパの宮殿を彷彿(ほうふつ)とさせる部室を再現するのは不可能だが、セットには、窓の形やシャンデリアなど実現可能な範囲で原作の要素を取り入れた。20日に制作発表が行われたホスト部の「部室」となる第3音楽室の階段ホールは、部室までの道のりを長い廊下から階段ホールにデザイン変更した。「円形の階段を取り入れることで、ドラマでの動きのある芝居を生み出すため」だという。

部員たちが、令嬢である客をもてなすために使う家具は、「メルカートモビリ」というクラシック家具店の協力を得て、総額約450万円相当のもの、「横山家具」の協力で総額約400万円のものを据えた。梁さんは「イギリス風よりフランス風の家具をメーンに、ルイ15世様式の家具をそろえました」と、こだわりをみせる。「音楽室」という設定のため、楽器も飾った。音楽室には基本的に置いてあるピアノは、もちろんグランドピアノ、豪華さを表現するために選んだというハープは専門店「AOYAMAハープ」の協力で約300万円相当のものを飾っているという。

キャストの演技はもちろん、今後このドラマを見るときはその背景にある宮殿風セットや小道具にも注目してみよう。ドラマは毎週金曜深夜0時20分に放送中。 

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