学习日语时可能进入的误区

林:で、例えばね、今、たくさんの生徒さんを教えたり、たくさんの日本語の愛好者が周りにいるんと思うんで、彼らを目の当たりにして、今現在の勉強、ちょっとここを直してほしい。あのう、勉強方法とか、よくしたミスとか、というような、ちょっと見てて、たすけたいなあというようなことがあるならね、指摘いただきたいです。

林:那,今泽老师现在也在教学,有很多学生,周围可能也有许多日语爱好者,看到他们的学习现状,有没有什么想纠正他们的地方,比如学习方法,常犯的错误等等,看在眼里急在心里,真想帮他们一下,如果有,希望老师能够说明一下。

今沢:それはですね、実は、これは勉強の習慣になっていまうので、やむを得ないと思うんですが。話をするときに、まず考えて、文法を考えたり、言葉の使い方を考えたり、あるいは、敬語を考えたりきて、まず考えてから、話をされているんですね、皆さん。で、これですと、段々と喋らなくなるんですので、まず何も考えないで、もう、思ったことをそのままお話していただきたいですね。

今沢:恩,实际上,这可能是已经成为一种学习习惯,有点不得已了吧。大家在说话的时候,首先先要想,想语法,想词汇的用法或者是想敬语,先想了之后才说话的。这样一来,越来越说不出来话。我倒是希望,开始什么也别想,就把想说的东西直接说出来就好了。

林:結構ですね。みんな意外と気づくんですけど、私も中国人に日本語を教えたり、日本人に中国語を教えたりしたことがあるんで、けっこう外国語を触れると、みんな意外と長い文書を作るために一生懸命しているんですね。

林:大家可能非常意外的发现这样的事。我也曾经教过中国人学日语,也教过日本人学中文,一旦要说外语的时候,无论哪国人,大家很意外地都喜欢拼命造长句。

今沢:そうですね。おっしゃるとおり。

今沢:是啊是啊,就像你说的这样。

林:簡単で素直に言えばいいなのに、長い文章を作ってて、文法を考えたりするんで、先ほど今沢先生がおっしゃったように短くて、簡単で言いたいことをなにも構わず言ったほうがいいかもしれないんです。

林:简单直接说出来就好的句子,造了个很长的句子,考虑语法等等东西,其实,就像今泽老师说的那样,简短的,简单的把要说的话,别怕犯错,直接说出来可能更好是吧。

今沢:そうですね。さぞ皆さんがお聞きになって、気づいたと思うんですが。日本人の喋る会話ですね、非常に短いです。一つ一つの言葉が非常に短いです。それから、敬語ですね。敬語は日本人でもよく間違えていますし、敬語に拘る必要はありません。

今沢:恩,大家听过可能大概也注意到了。日本人的对话都非常短,每句话每句话都是很短的。然后是敬语,日本人用敬语的时候也容易弄错,所以没有必要去过于拘泥敬语。

林:一時、ある先生に、敬語は使わなくても、せめてです、ますでさえよく使えるならばもう十分ですよ、といわれたことがある。これは確かですかね。

林:有一次,我有一个老师说,就算不用敬语,只要用好了ですます就可以了。这个是真的吗?

今沢:そのとおりです。ですますでもう十分です。自己に対して、敬意を払っていただいてる、という気持ちは、日本人なら理解できますので。です、ますで十分です。

今沢:就是这样,只要用好ですます就足够了。只要是日本人,他听到了ですます,就能够理解,对方对自己所表达的敬意,因此,能够使用好ですます就足够了。