「女心と秋の空」
では、「女心と秋の空」と言われるようになったのは、いつごろでしょう?

“女人心,秋季天”
那么,是从什么时候开始说“女人心,秋季天”的呢?

明治時代の尾崎紅葉の小説『三人妻』に「男心と秋の空」がでてきますが、「欧羅巴の諺に女心と冬日和といえり」と続きます。おそらくこれは、イギリスの「A woman‘s mind and winter wind 

[jp]その後、大正デモクラシーで女性の地位が向上すると、恋愛の価値観も変わります。当時、一世を風靡した浅草オペラで、『風の中の 羽のように いつも変わる 女心――』と歌う『女心の歌』※が大ヒット。西洋文化の影響で女性が素直に意思表示できるようになったこともあり、この頃から「女心と秋の空」とも言われるようになりますが、愛情に限らず、喜怒哀楽の感情の起伏が激しいことや物事に対して移り気なことを示しており、男心とは少しニュアンスが違うようです。

随后,大正时代实行四民平等的政策,使得女性的地位得到了提高,关于恋爱的价值观也产生了变化。当时风靡一时的浅草歌剧《女人心之歌》大受欢迎,唱出了“如同在风中飘荡的羽毛般,易变的女人心”的歌词。受到西洋文化的影响,女性能够率直的表达自己内心的想法,从这时候开始也出现了“女人心,秋季天”的说法,不仅局限于爱情方面,也表示了其喜怒哀乐的感情起伏比较激烈,对于事物的感情也易变,和男人心似乎也有着微妙的差别。