中国最大のイベントといえば春節(チュンジエ)! 首都北京でも毎年、春節になると町の様子がガラリと変わってしまうほどの盛り上がりをみせます。ちなみに2011年の休日は春節の大晦日「除夕(「大年三十」ともいう)」から1週間、つまり2月2日~8日というスケジュール。ここでは北京の春節についての基礎知識とその楽しみ方を紹介します。

春节可以说是中国最大的活动,首都北京每年一到春节,街道上都会大变样子。2011年假期是从春节的除夕大年三十开始一周,也就是2月2日到8日。这里介绍一下北京春节的基础知识和娱乐方式。

中国人にとって春節は一大イベント。地方で働いている人でも大晦日「除夕」までには、必ず故郷に帰ってきます。そのため春節前後は“民族大移動”と称される帰省ラッシュが起こり、汽車や飛行機の切符を入手するのが極めて難しくなるのです。

对于中国人来说春节是一大盛事。在外地工作的人到了除夕必须要回到家乡。因此春节前后会有被称为民族大移动的回乡高峰期。火车飞机票相当难买到。

人口の半数以上が地方出身者である北京は、春節になると町全体が閑散とします。いつもは渋滞でどうにもならない道もすいすい進めますし、故宮博物院や万里の長城など観光スポットも並ぶことなく見学することができます。

人口有一半以上是外地出身的北京,一到春节街道上很冷清。总是拥挤的马路也能很容易的穿行,故宫博的院和万里长城也可以不用排队就能参观。

しかし、ショッピングスポットやレストランなどは休みになったり、営業時間が短くなったり、いわゆる“春節スケジュール”となります。近年は無休で営業を続けるところも増えてはきましたが、普段より不便さを感じることは否めません。

不过购物中心和餐厅等也会休息,营业时间会缩短,总之都会有春节日期安排。近年来无休营业的地方也增多起来,不过不可以否认的是还是会比平时感到不方便。

※春節時、観光スポットの開放時間が変更されることもあるので、各観光地のホームページをチェックするなど事前のリサーチを忘れずに。

春节时,观光地点的开放时间也会有变更,请不要忘记提前查询各观光地的主页介绍。

■北京の春節 庶民の過ごし方

北京的春节,老百姓的过法

これは中国中どこでも同じですが、大 晦日は家族でテレビ番組『春節聯晩会(日本の紅白歌合戦のようなもの)』を見ながら新しい年を迎えます。そして、夜になると町のあちこ ちで爆竹や花火が上がりだします。中国では古くから魔よけなどとして、年越しの晩に爆竹を盛大に鳴らし、花火を楽しむ習慣があるので す。爆竹花火がピークに達するのは、年の変わり目の24時。その瞬間を迎えると、町中の人々が爆竹や花火をどんどん打ち上げ始め、その 爆音で話し声が聞こえなくなるほど! まさに戦場の爆音ともいえるすごさです。

这在中国应该是哪里都相同,除夕夜家里人一起边看电视节目春节联欢晚会(就象日本的红白歌会)边迎接新年的到来。到了晚上街道上到处会放爆竹和烟花。中国自古以来 就有过年的晚上鸣放爆竹驱魔,放烟花的娱乐习俗。爆竹烟花最高峰的时间就是夜里12点。为了迎接那一瞬间,街上的人们开始放爆竹烟花,那声音大的连说话声音都听不到,简单象战场上作战的声音。

爆竹も花火も火をつかうもの。油断は禁物です。実際、安全上の問題で、北京では1993 年に「北京市花火爆竹禁止規則」が制定され、2005年に解禁されるまで、市内での爆竹や花火は禁止されていました。2010年の春節に国営中国中央テレ ビ局(CCTV)に隣接する高層ビルが炎上したことは日本でもニュースになりました。毎年、火災、死亡事故も起きています。見学をする際は、十分に注意す るようにしましょう。

爆竹和烟花也是用火的东西所以是禁令物品,实际上考虑安全问题,北京1993年出台了北京市烟花爆竹禁止 的规定,直到2005年解禁 。2010年春节,中央台旁边的高层大楼起火在日本也成了新闻,每年也都会发生火灾的死亡事故。所以观赏时要十分注意安全。

声明:双语文章中,中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。

下一页更精彩:春节北京看点大推荐>>