さて、今日のポイントは三つ

☆先ず一つ目、Hands-on trainingは「体験実習、実地訓練」という意味です。Hands-onって「実地の、実践の」或いは「臨場感のある」という形容詞になります。講義を聴くだけの研修ではなく、実際に手を動かして体験するというニュアンスがあるため、技術研修などの際に、使われます。

☆次に、mustの使い方です。「You must be terribly busy.」と言っている時のmustは「○○に違いない」という意味になります。続けて、「Finishing this hands-on training by tomorrow is a must.」といった場合のmustは「絶対に必要なもの」という意味の名詞として使われています。つまり、ジョンは「いろいろ忙しいに違いないが、この研修を明日までに終わらせるのは絶対に必要なことだ」と言っているわけです。同じ内容を表現するのにも「We must finish this training by tomorrow」というのと、「Finishing this training by tomorrow is a must」。聞き比べてみていかがですか。文章の最後にa mustをつけて強調すると、文章にめりはりについて、こなれた言い回しになりますね。

☆さて、三つ目のCOBですが、Close of Businessの略で、「就業時間終了時」、つまり、「by COB」って、「業務時間内」という意味になります。そして、最後に、「I’ll take your word.」は直訳すると、「あなたの言葉を取る」となりますが、慣用表現として「あなたを信用する」という意味になります。

では、本日の英語をおさらいしてみましょう。

「Finishing this hands-on training by tomorrow is a must.」
この体験実習は明日までに終わらせる必要がある。

「I suggest that you’d better submit it by COB tomorrow」
明日の業務時間内に出したほうがいい。

「I’ll take your word.」
信用するよ。

この番組はCTC 伊藤忠テクノソリューションズがお届けしました。

生词:
「ベンダー」:
vendor; vender。卖方。销售店。
「臨場感(りんじょうかん)」:如同身临现场的感激。例:「臨場感のある録音」
「めりはり」:音乐,文章的抑扬顿挫,增强减弱。
「こなれる」:娴熟,运用自如。

喜欢这个节目吗?欢迎订阅!