迷ったときは

迷惘的时候

ジャンルを決めるとき、いろいろ迷うこともあるでしょう。翻訳を職業として選ぶ以上は、収入やライフスタイルなど、現実的な面を考慮する必要があるからです。しかし、感性や直感を信じて、自分の好きなこと、楽しいと思えるものを選ぶことも大事です。場合によっては、会社勤めを続けるかたわら、好きな翻訳の道を追求するという選択もあるでしょう。

大家在决定翻译方向的时候,一定会有诸多迷惘吧。既然选择了翻译作为自己的职业,就需要从现实角度考虑一些问题,比如收入、生活方式。但是,相信自己的感性与直觉,选择自己喜欢的、以及能让自己开心的东西也很重要。根据情况不同,也可以选择边继续手头的工作边追求心中的翻译梦想。

翻訳者への道は、誰にとっても試練の道。だからこそ、好きなものを追い求める気持ちはとても大事です。好きだという気持ちがモチベーションを保ってくれ、また道を切り開く最大の武器になってくれます。

选择了翻译之路,不管是谁都会面临考验。正是因为如此,追求梦想这种心情才更为重要。发自内心的热爱能让你保持热情,也会成为开辟前路最大的武器。

ちなみにわたしの場合は、文芸と実務に興味があったため、翻訳学校でその両方を体験できるコースを受講しました。

顺便提下,我个人对文学艺术及实务翻译两方面都感兴趣,因此在翻译学校选择了两者皆能体验的课程。

勉強を始めてみてわかったのは、自分に際立った翻訳のセンスがあるとは感じられないものの、どうやら努力と訓練次第で、一定のレベルに到達することはできるのではないか、ということです。文芸翻訳をするには、その「際立った翻訳センス」が必要なように感じました。一方で、実務翻訳もやはり難しかったものの、調べものや最新技術の勉強といった実務翻訳ならではの地道な努力は楽しく、性に合っていて、全体的にこれはいけるのではないか、という感触がありました。

试着开始学习翻译后,我明白了这样一件事,即便感觉不到自己有突出的翻译才能,经过一段时间努力和训练后,也应该能达到一定的水平。在做文艺翻译的时候,我意识到那种“突出的翻译语感”很是重要。另一方面,实务翻译虽然的确很难,但通过资料查询以及最新技术的学习,也能享受到实务翻译所特有的踏实努力带来的快乐,很合我的个性,纵观全局,我深感这条路是颇有希望的。

また、翻訳で食べて生きたい、すなわち確実に収入を得たいと思っていたことも、文芸翻訳より実務翻訳に気持ちが傾いた理由のひとつです。そんなわけで、入門コースの終わりには文芸翻訳はすっぱり諦め、実務翻訳者を目指すことを決めていました。

另外,想靠翻译吃饭,也就是获得可靠的收入,也是我比起文艺翻译,更倾向于实务翻译的理由之一。因此在结束了入门课程后,我果断放弃了文学艺术翻译,下定决心走上实务翻译之路。

翻译工作者心得:当别人泼你冷水时

声明:双语文章中,中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。