審査員評

折鶴に仮託して考えを伝える手法を日本語作文でも上手に使っている。丁寧語も適確だが、「てにをは」の使い方をさらに勉強したほうがよい。

創作のアイディア

今年は中日友好40周年ですから、私は今まで中日友好に関する各種の作文コンクールやスピーチ大会に参加しました。

笹川杯作文コンクールのテーマを目にした後、「もう素材が尽きた、中日交流の中で感動した人物や出来事なんか、もう書きたくない」と思ったものでした。

しかし、「一つのテーマについてさらに新しいものを書ける人だけがプロだ」と先生に叱られました。その後、私は睡眠時間も、食事時間も削って、素材を搜し始めました。そしてある時ふと、勉強机の上に置いてある折り鶴を見て、昨年のクラスでの出来事を思い出し、執筆に取り掛かりました。

今回応募した作文は折り鶴をめぐって、両国の友好について述べたものです。そのため、折り鶴はこの文章のモチーフとも言えます。折り鶴はマスコットであるとともに、人間の願いも込めているので、私は折り鶴に対して特別な感情を持っています。

中日友好の種を撒いている私の日本人の先生も、中日友好の寄せ書きを書いた私のクラスメートたちも折り鶴のように、両国の架け橋になって努力していると思います。

以上の経緯から、今回の作文を書き上げました。

感想の言葉

まず、一言感謝の意を表したいと思います。今まで、親切にしてくださった指導先生、有難うございました。また、「人民中国」にこういう貴重なチャンスをいただき、心からお礼を申し上げます。

そして、今回の作文コンクールについて、自分の考えを述べさせていただきます。「中日交流の中で感動した人物や出来事について」という今回のテーマは人々のささやかな記憶から深い思考を引き出すテーマだと私は思っています。

まだ学生ですから、社会との接触も多くないし、自分の考えも未熟なので、恥ずかしげもなく、大げさなことをいうのが分不相応かもしれません。

私は身の回りに本当にあった人物と出来事に基づいて、自分が感動したことを皆さんに伝えたかっただけですが、自分が感動してこそ、他人に影響を与えられることを信じています。

私は将来、この作文に言及した日本人の先生のような人になりたいと思いますし、一人でも多くの中日両国の国民が中日友好に貢献することを願っています。

以上です、最後にご機会を与えていただき、誠に有難うございました。

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