2008年11月12日付 东京审判六十周年纪念
翻译:baiheps
整理:young忧雪
▼雷が落ちたかのように驚いたと、去年亡くなった宮沢喜一元首相は回想している。日本の占領時代、帝王のように君臨していたマッカーサー元帥が、トルーマン大統領に解任されたときの話だ。
回想起在日本占领时代如同帝王般称霸一方的麦克阿瑟元帅被杜鲁门总统免职这件事的时候,去年去世的宮沢喜一元首相形容自己当时的吃惊程度是晴空霹雳。
▼朝鮮戦争をめぐっての、米政府の政策を顧みない言動が、解任の理由だった。帝王より偉い人物がいることに日本人は驚く。「シビリアン·コントロール(文民統制)とはこういうものか」と若き宮沢は目を開かれる思いだったらしい。
被免职的原因是麦克阿瑟有关朝鲜战争的言行没有考虑到美国政府的政策。(此事令)日本人吃惊于居然还有比帝王更伟大的人物。也使得年轻的宮沢眼界大开,认识到:“这就是所谓的文民统治吧”。
▼軍隊を文民政治家の指揮下に置く仕組みは、民主国家の原則とされる。それを軽んじる、横着な空気が自衛隊にあるのではないか。航空自衛隊トップの「論文問題」に、封印したはずの「戦前の臭(にお)い」を嗅(か)いだ人は少なくなかっただろう。
人们普遍将军队放置于非职业军人政治家的指挥下的模式视为是民主国家的原则。(目前,)自卫队中就充斥着轻视该原则、玩世不恭的氛围。有不少人认为从航空自卫队长官的“论文问题”中,可以令人嗅出本应已经被打上封条的“战前恶臭”。
▼その前航空幕僚長への参考人質疑が国会であった。先の戦争についての、政府見解に反する論文への反省は聞かれなかった。「武器を堂々と使用したいのが本音か」の問いには、「そうすべきだと思う」。あれこれ答弁を聞けば、5万の隊員を束ねる人として、不適切と見るほかない。
日前,国会以知情人的名义提审了前航空幕僚长。从中,我们丝毫没有听到他有关自己的论文在对此前战争的问题上存在反政府想法有什么反省。当被问到:“你的本意就是想光明正大地使用武器吗?”的时候,(这位前航空幕僚长回答说):“我想本来就应该是这样的”。如此这般,对于一个管理着五万名队员的人来说,(这种言辞)真是十分欠妥。
▼昭和の旧軍は、「政治に拘(かかわ)らず」の軍人勅諭に背いて横車を押しまくった。ついには政治をほしいままにして戦争に突き進んだ。時代が戻るとは思わないが、武装集団に妙な政治色が透けるようでは国民は不安になる。
昭和时代的旧式军队,一直置天皇有关军人“不涉政”的手谕于不顾,做事无法无天。从而将玩弄政治于股掌之间,最终滑向了战争。(此次事件)虽然不会令国民想到又回到了以前那个时代,但武装集团中所渗透出来的微妙的政治色彩却将令他们感到不安。
▼ところで今日は、戦争犯罪を裁いた東京裁判の刑の宣告から60年になる。文官では元首相の広田弘毅ひとりが極刑になった。軍に抗しきれなかったとされる宰相の悲運は、文民統制なき時代の暗部を伝えてもいる。
而且,今天正值东京审判宣告战犯有罪六十周年纪念日。当时,只有原首相広田弘毅一人做为文官被处以了死刑。这位一直都在受到军队反抗的宰相的悲惨命运,也给我们传递出了非“文民统治”时代的阴暗面吧。
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