双击或划选,即可查看单词的详细解释,并收录生词进生词本

名探偵「ブラウン神父」のシリーズは、推理小説の世界で人気がある。その一編に、「賢い人は木の葉をどこへ隠す?」「森の中に」という問答がある。なるほど、同じものの中に紛れ込んでしまえば、誰の目にも分かりにくい

在推理小说领域,神探“布朗神父”系列很受欢迎。其中一章中有这样一段对话:“聪明人会将树叶藏在什么地方?”“丛林里”。的确,混入相同的东西里面,就谁都看不出来了。

同じタンクに入った油は、葉っぱどころではない。識別不能だ。インド洋で、自衛隊が米艦船に供給した油は、何に使われたのか。「賢さ」ゆえではあるまいが、米軍の膨大な燃料消費に紛れて、多くが「使途不明油」になっている。

比树叶更甚,装入相同油桶中的油是完全分辨不出来的。自卫队在印度洋上给美国船只提供的燃油,用来干什么了呢?这虽然不是源于“聪明”,但很多燃油确实被混入了美军庞大的燃料消耗当中,变为了“用途不明之油”。

自衛隊の給油は、アフガニスタンでの「不朽の自由作戦」に限られている。それがイラクでの作戦にも使われたふしがある。イラクに巡航ミサイル撃ち込んだ米艦にも給油していた。ほかにも、目的以外に転用された疑いが、つきまとって消えない

自卫队提供的燃油,本应只限用于阿富汗“不朽的自由之战”的战场上。在美伊战争中也是如此,美国舰艇借助巡航导弹攻打伊拉克,给其提供燃油的也是(日本)自卫队。很多舆论一直怀疑除了以上用途之外,此燃油还被挪作他用。

その給油を継続するための法案を、政府が国会に提出した。国際的な対テロ行動への協力は必要だろう。とはいえ、不透明さに不信を抱く国民は少なくない。補給艦の航泊日誌が破棄されていたことも分かり、輪をかけている

政府已将继续燃油供给的法案提交给了国会。为全球反恐行动提供帮助,这总是应该的吧。即便如此,某种程度上的不透明化,还是招致了不少民众的不信任。据我所知,现在连补给舰的航海日志都被取消了,事态真是愈演愈烈了。

イラクでは多くの市民が空爆などの犠牲になった。中には、日本の「油」が間接的に死に追いやった人がいたかもしれない。そんな心配さえ、荒唐無稽とは思えなくなってくる

在伊拉克,很多平民都沦为了空投等袭击的牺牲品。有人担心,其中应该不乏被日本“燃油”间接害死的人。我认为,这也并非是无稽之谈。

無料の「日の丸ガソリンスタンド」だけが貢献か、といぶかる声も聞く。テロ封じ込めは大切だが、貧困など、テロの温床を消す漢方薬的な協力も軽くはないはずだ。テロリストという葉っぱを引きちぎっても、根っこを残せば森は枯れないのだから。

也有人质疑:只有提供免费的“日本加油站”才算做贡献吗?封锁恐怖主义固然重要,但是用中药慢慢调养的方式予以协助也是不容忽视的,比如:消除贫困等恐怖主义的温床。因为如果不将恐怖主义者连根铲除,而只是撕碎了他们的“叶子”的话,这片“森林”是不会枯落的。