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『古今集』恋・559

住の江の 岸による波 よるさへや
夢の通ひ路(ぢ) 人目(ひとめ)よくらむ 

上の句:住の江の 岸による波 よるさへや
上の句読み:すみのえの きしによるなみ よるさえや

下の句:夢のかよひ路 人目よくらむ
下の句読み:ゆめのかよいじ ひとめよくらん

作者/歌人名: 藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん) 

■ 現代語訳 
住之江の岸に寄せる波の「寄る」という言葉ではないけれど、夜でさえ、夢の中で私のもとへ通う道でさえ、どうしてあなたはこんなに人目を避けて出てきてくれないのでしょうか。

■ 单词解释
【住の江の】今 大阪。
「住の江」は、摂津国住吉(せっつのくにすみよし=現在の大阪府大阪市住吉区)の海岸のことです。

【岸による波】 可理解为“靠近”。
「よる」は「寄せてくる」という意味です。ここまでが「寄る」と同音の「夜」を導きだす序詞になります。
 
【夜さへや】 「…までも」的意思。
「さへ」は、すでにある事実に、さらに他の事実が加わり、「…までも」という意味になります。「や」は疑問の意味を表す係助詞で、全体で「(昼間ならともかく)夜までも…するのか」という意味です。
 
【夢の通ひ路(ぢ)】 「夢」与「通ひ路」在此实为同一含义,指现实中不能与情人相会,因而只有“梦”这一条唯一的“通路”。
「夢の中で女性のもとに通っていく道すがら」という意味です。現実の話ではなく、夢の中での話です。
 
【人目(ひとめ)よくらむ】人め」即「人目」,「よく」即「避く」,「人めよく」意即“避而不见”。「らむ」是表示原因推量的助动词,意为“大概”。歌者本来指望能在梦中看到远在他方的情人,却总是梦不到,因而猜测大概是伊人娇羞,避而不见吧。
「人目(ひとめ)」は「他人の見る目」のことです。「よく」は「避ける」という意味の下二段動詞の終止形。「らむ」は原因や理由を推量する助動詞の連体形で、「夜さへや」の係助詞「や」の結びとなります。全体で「他人の目を避けてしまうのだろう」という意味になります。 

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