37 自分を何様だと思っているの?

人物:共働きの若い夫婦
場面:それぞれが仕事を終えて家に帰ってくる

夫:ただいま。
妻:あら、お帰りなさい。早かったのね。
夫:ああ。すぐ飯にしてくれ。おなかペコペコで死にそうだ。
妻:あら、私もたった今帰ってきたばっかりで、まだなんの用意もしてないわ。
夫:おい、ほんとかよ。亭主がくたくたになるまで働いて腹を空かせて帰って来たというのに、なんにも食べさしてもらえないのかよ。
妻:まあ、自分だけ仕事で疲れてるって言うの?そんなにおなかがすいているなら、自分で作ったらどう?
夫:お前が女房なんだから、食事はお前が作るべきだろ。
妻:まあ、あきれた。まるで食事の支度以外は、あなたがやっているような口ぶりね。買い物も掃除も洗濯もなにもかもみーんな私一人だけに押しつけてるくせに。
夫:男が家事なんて、みっともなくてやってられるかよ。
妻:なんですって?結婚前は、お互い共稼ぎなんだから、家事も分担して、二人で協力し合おうって言ったのは、あなたのほうでしょ?忘れたとは言わせないわよ。
夫:ああ、覚えているよ。でも結婚して気が変わったんだ。家事はやっぱり男のするもんじゃない、女の役目だって分かったんだ。
妻:今時、こんな男女差別は流行らないわよ。なによ。結婚前はあんなに優しかったくせに、一緒になったとたん、ころっと態度を変えて。
夫:うるさいなあ。お前の愚痴はもう聞き飽きたよ。ただでさえおなか空いてるというのに、お前に目の前でがなりたてられちゃあ、すきっ腹に響くだけた。文句はあとで聞いてやるから、さっさと飯を作れ。
妻:ひどーい。いったい自分を何様だと思っているの?私はあなたの召使でも奴隷でもないんですからね。夫:当たり前だろ?お前はおれの女房に決まっているじゃないか。
妻:じゃ、少しは妻をいたわってやろうって気にならないの?家のこといっさいがっさい私にばかりやらせてないで、ほんのちょっと手伝ってくれてもいいんじゃない?
夫:ああ、ああ、分かったよ。ほんのちょっとでいいんだな。で、なにをすればいいんだ?
妻:ほんと?それじゃあ、とりあえず夕食の準備お願いね。私はお洗濯するから。
夫:なにい?おれ一人で作るのかあ?お前の手伝いじゃないのか?
妻:あら。じゃあ、あなたお洗濯してくれる?今日は私がお夕食作るから。
  (夫、絶句)

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