<資生堂7月20日> 7月17日夕刻、首都の釣魚台国賓館において、中国青年出版社から出版された資生堂グループ名誉会長福原義春氏の自伝『ぼくの複線人生』発表会が盛大に開催された。日本資生堂、中国資生堂グループ、中国青年出版社、メディア各社ならびに政府関係者、文化人らが一堂に会した。
 
『ぼくの複線人生』は福原氏の自伝である。時系列で企業経営、科学的マネージメント、チェーンストア制度、海外開拓、外延の拡大、そして一歩一歩すすめた中国進出の模様など、自身の多彩な複線人生を語ると同時に、資生堂の事業発展100年史を語り、また日本社会と世界の様相を映し出している。本書は日本の「東京新聞」等の紙面に連載されたものをまとめ、日本の著名な出版社である岩波書店から出版された。また、昨年は台湾でも出版されている。

 
福原義春氏は資生堂の創始者である福原有信氏から三代目の後継者である。彼は福原家の文化と創造を愛する精神を受け継いで東西文化に詳しく、読書、蘭の栽培、撮影など多くの趣味にも通じている。彼は東洋の美学に西洋の科学技術と商業手法を融合させて資生堂の企業文化に織り込んだ。これによって流行を牽引する企業の経営哲学と文化理念を確立し、資生堂を著名なブランドへと成長させた。1953年に資生堂入社以来、積極的に海外業務を開拓してきた。福原氏は中国との関係も非常に重視してきた。彼の指揮のもと、1981年には北京の友誼商店などで60品種の資生堂輸入品の販売を開始。1983年からは資生堂と北京市が4回にわたる生産技術協議を締結し、「華姿」ブランドの製品の開発、生産、販売を行った。この長年にわたる中国化粧品文化発展への貢献に対し、2002年8月28日、北京市政府は福原氏に「北京市栄誉市民」の称号を授与した。
 
福原名誉会長は発表会の席上で中国青年出版社、中国メディアに心からの謝意を述べた。併せて「未来社会に必要なものは、心の豊かさ、創造力、私たちアジア人に共通の美意識である「真・善・美」であると考えている」と述べた。また日中友好の提唱者として、「『ぼくの複線人生』の出版を通じて、中国の読者の皆様に、私の人生観を理解していただくことを希望している」とも述べた。

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