2015年位から鉄道事業者はエスカレーターで歩かないように呼びかけています

2015年起,铁路公司呼吁不要在自动扶梯上面走动

エスカレーターを片側開ける文化があったが、いまは「手すりにつかまり、歩くな!」が主流。

虽然日本也有空开自动扶梯其中一侧这样的文化,但是现在“扶好电梯扶手,不要走动”是主流。

この春に就職して東京にでてくる人達も多い時期です。通勤ラッシュで怪我をしたり、最悪命を落とすことが無い様にルールを守りたいものです。

春天也是去东京就职人数增多的时期。为了避免上班高峰出现人员受伤甚至死亡的情况,我们要遵守规则。

これまでは、鉄道駅のエスカレーター等は片方を空けておき、歩いて追い越したい人を通すような文化がありました。東京だと左に立ち右をあける。大阪だと右に立ち左を空ける。境目は東海道線の大垣駅のあたりです。

在这之前,空开车站自动扶梯的另一边,让想后来居上的人通过是一种文化。在东京的话站左边空出右边。大阪的话是站右边空出左边。分界线是东海道线的大垣站附近。

長年このようなしきたりで通勤してきたので、今でも歩く人が多いです。でも、それには危険が潜んでいます。

因为长年按照这个规矩上下班,所以现在还有很多人走动。但是这样会有危险潜伏。

東京の地下駅は深い

东京的地下站很深

東京の地下鉄の駅はホームがものすごく深い場所に作られていることが多いです。例えば地下5階とかです。つまり、高低差が大きく、エスカレーターが長くなります。

东京地铁站的月台很多都建在较深的地方。例如地下5层等等。也就是说,高低差很大,自动扶梯很长。

ラッシュ時に事故が発生したら死傷者が出ます

高峰时期如果发生事故会出现死伤者

私が実際に遭遇した「ヒヤリハット」な事がありました。乗車率200%近い電車を降りて乗り換える為に長い上りエスカレーターの左側に立ち、左手でベルトを掴み、右手でスマホを操作していた時の事です。右側は駆け上がっていく乗客が追い抜いていきます。すると突然、登ってきた人がバランスを崩して転びそうになり私が肩に掛けていたビジネスバッグのベルトを掴み、後ろ向きに引っ張られました。

我实际遭遇过“差点引起重大事故”的事件。从乘车率接近200%的电车上下来,为了换乘便站在长长的上行自动扶梯的左侧,左手扶着扶手,右手操作手机。右边往上走的乘客正在超越,突然,正在往上走的人失去平衡快要摔倒,于是抓住我背在肩上的商务包背带向后拉。

私はベルトを掴んでおり体重も重いので、ひっぱられた力に負けることは無く後ろ向きに転倒する事は避けられましたが、もし標準体重の人がベルトを掴まずに立っていたら後ろ向きに将棋倒しになった可能性があります。

我因为当时抓着扶手加上体重偏重,没有输给拉力从而避免了向后跌倒。但是如果是标准体重的人,而且没有抓住扶手的话,很有可能向后倒,最后一个压一个地倒下去。

ラッシュのエスカレーターで後ろ向きの将棋倒しが発生したらどうなるのか想像するのは容易ですね。まず後ろ向きなので受身が取れません。バックドロップ状態です。そして次々に後ろ向きに倒れる人が重なっていき、乗り口辺りの人たちは圧死する可能性があります。

高峰时期的自动扶梯,如果一个一个地向后倒下去的话,会变成怎么样应该很容易想到吧。首先因为是向后倒所以难以采取自我保护,出现背摔的情况。于是一个一个向后倒的人越来越多,存在电梯口的人被压死的可能性。

そのような重大事故を防ぐ為にベルトに掴まり、歩かないようにする方針に転換されました。地下鉄のエスカレーターは長いので歩かないと時間がかかります。遅刻しないためには1本早い電車に乗って余裕を持って通勤しましょう。

为了避免发生这样重大的事故,扶梯改成了抓住扶手不要走动的方针。因为地铁的自动扶梯很长,不走动的话很费时间。为了不迟到,让我们提早几分钟乘电车,从容上班吧。

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