■女性が「僕」と歌うとヒットする?
“一人称”に注目してみると、年代が進むにつれ、女性アーティストによる「僕」が一人称の楽曲が徐々に増えていることがわかった。

■女生自称为男士专用语的“我”的歌,热门吗?
从引人注目的“第一人称”来看、随着时代的发展、女艺人自称为男士用语“我”的第一人称歌曲逐渐增加。

1曲(80年代)
3曲(90年代)
7曲(00年代)
30曲(10年代)

1首(80年代)
3首(90年代)
7首(00年代)
30首(10年代)

(秋元康氏)

1980年代は「天使のウィンク」(松田聖子)の1曲のみだったのが、1990年代は「空と君のあいだに」(中島みゆき)など3曲、2000年代は「SEASONS」(浜崎あゆみ)や「光」(宇多田ヒカル)など7曲と徐々に増加。さらに2010年代になると、なんと30曲が女性による“僕曲”に! その要因として、秋元 康氏が作詞を手掛けるAKB48や乃木坂46などの楽曲が多くランクインしていることが挙げられる(秋元氏による男性目線の歌詞を、アイドルが歌う場合が多い)が、これだけ増えているとなると、女性が「僕」と歌うことがヒットの鍵…ともいえそう。もしかすると、“純粋さ”“繊細さ”というイメージを持つ「僕」というワードがリスナーの心を打つのかもしれない。

1980年只有「天使的眨眼」(松田圣子)、但是1990年有「天空与你之间」(中岛美雪)等3首、2000年逐渐增加为「季节」(滨崎步)以及「光」(宇多田光)等等7首。甚至到了2010年、大约有30多首“男士用语我”的女生歌曲!究其原因、可以举例为秋元康氏负责作词的AKB48以及乃木坂等46首歌曲很多都上榜了(偶像演唱秋元氏以男士眼光写的歌词的情况比较多)、这些一增加了、可以说与之对应的女生说“男士我”的词也成了热门。或许、带有“单纯”“纤细”印象的女子称“男士用语的我”的这个词更能打动听众的心。

■「会いたい」「会えない」は減少していた!
ネット上では、西野カナの歌詞について「会いたがりすぎ」なんて揶揄する声も多い。そこで、実際に年代ごとの「会いたい」「会えない」の登場回数を調べてみると、

■「想见面」「不再见」的单词减少了!
在网上、关于西野加奈的歌词「非常想见」、揶揄声比较多。因此调查了每个年代的「想见面」「不再见」的出现次数如下、

「会いたい」
3回(80年代)
9回(90年代)
1回(00年代)
5回(10年代)

「想见面」
3次(80年代)
9次(90年代)
1次(00年代)
5次(10年代)

「会えない」
7回(80年代)
6回(90年代)
2回(00年代)
0回(10年代)

「不再见」
7次(80年代)
6次(90年代)
2次(00年代)
0次(10年代)

となっており、どちらかといえば昔のほうが「会いたい」「会えない」と歌っていたようだ。ちなみに、今回の調査対象には入らなかったが、西野カナの楽曲には122曲中12曲、約10分の1の確率で「会いたい」が登場。「会いたくて 会いたくて」では11回も「会いたい」と歌っており、やはり相当な勢いで“会いたがって”いた。

表现为上述的情况、不管从哪说似乎过去更容易歌唱「想见面」「不再见」。顺便,没有进入这次调查的西野加奈的歌曲、122首中12首、「想见面」的歌词以10/1的概率出现。「好想见」「好想见」就出现了11回歌唱「想见面」、可见“非常想见”的气势。

J-POPと一口にいっても、こうしてみると、受け入れやすい表現のラブソングが増えていたり、聴く人を励ます応援歌的要素が強くなっていたりと、常にリスナーに寄り添った歌詞に変化し続けているといえそう。そのわかりやすさや柔軟性こそ、“ポップス”としては正解なのかも?

J-POP简言之、可以说是既增加了易于接受的爱情歌曲、又加强了鼓励听众的要素、而且还经常向听众变化亲切的歌词。正因为其温柔易懂的歌词,才能理解为“流行歌曲”的吧?

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