安っぽくならない小悪魔感の秘密とは?
たしかに、永作さんには自分という太い軸があるのを感じる。発言ひとつとってもそう。

不俗气小恶魔感的秘密是?
确实,永作给人很自我的感觉。

他人を慮りながら、誰にも媚びずに言いたいことをいう。しかも、「30代になって、ますます、周囲を気にせずに言いたいことを言うようになった」のだという。

考虑别人心情的同时不向任何人献媚,说自己想说的。而且,“30岁之后渐渐不在乎周围人的看法,会去表达自己想表达的”。

生き方にもがある。20代の半ばから、女優に転向して約10年。主演も脇役もつとめながら、マイペースで活動を続けて着実に幅を広げ魅力を増している。理想的なキャリアを積んでいるように見えるが、実は本人は、「女優をやるなんてまったく考えていなかった」。

另外,她在生活上也有中心。从25岁左右转向做演员大约10年。做过主演也演过配角,以自己的步调踏实地丰富着自己增加着魅力。看起来是积累着理想的生活经历,但本人却说“从没想过要做女演员”。

「それが芝居をするようになってから、どんどん深みにはまっていった感じで。それまではなんでこの仕事をしているのかわからなかったんですけど、30歳を過ぎた頃から自分の存在の仕方やたたずまいみたいんなものがわかってきた」(女性誌「BAILA」2008年7月号より)

“这是演戏之后渐渐加深的感觉。虽然在这之前不知道为什么要从事这个工作,但过了30岁开始明白自己的存在方式和姿态”。 (女性「BAILA」2008年7月号)

ある日、「トシガイ」という深夜番組で永作さんが自分の年齢×1万円分の欲しいものを選んで買う(トシガイ=年買い)番組に出演していた。意外にも彼女が買ったのは、自分で設計して作ってもらったというオリジナルのデスクだった。

永作曾参加名为「トシガイ」的深夜节目,节目为可以选择买钱数为自己的年龄×1万円的想要的东西。意外的是她买的是自己设计的原创写字台。

実は詩集を発表したり、書道をたしなんだりと、「書くこと」が好きな彼女にとって、デスクは以前から「とても欲しかった品」なのだという。
完成したデスクを前に、3つの引出しを手にしながら、「左の引出しは過去の私、真ん中は現在、右の引出しには未来の私のためのものを入れようかなと思う」と、やわらかい笑顔で語っていた。

实际上对于发表诗集、爱好、喜欢“写东西”的她来说,书桌一直以来就是“非常想要的物品”。
在完成的书桌前,她手摸着3个抽屉温和地笑着说:“我想在左边的抽屉里放和以前的自己相关的,中间的放现在的自己相关的,右边的放和以后的自己相关的东西。”

その言葉を聞いて、本当にステキな女性なのだろうとしみじみ思った。永作さんは、私がこれまで出会ってきた大人モテする女性の共通項を持っている。

听了这话深感她是位帅气的女性。永作具有我至今为止遇到的成熟魅力女性的共同点。