43 あんたなんか大嫌い

人物:木元美子    敦
場面:電話で

美子:もしもし、木元です。
敦 :あ、美子か?もしもし、おれだよ。元気か?
美子:あら、どちら様でございましょうか。
敦 :おいおい、ふざけるのはよせよ。敦だよ。ほんとは分かってんたろ?
美子:分かってるわよ。でももう、あんたなんか知らないっ。
敦 :お前、まだあのこと怒ってんの?いい加減、機嫌直してくれよ。な?
美子:いやっ。あんたなんか大っ嫌い。
敦 :なあ、そんなこと言わずにさあ。今度の休みに会わないか?いいだろ?
美子:ふんっ。もう顔も見たくないわっ。誰か会ってやるもんですか。
敦 :会いたくないんなら、それでもいいよ。じゃあ、電話ならいいんだろ?これから毎日、電話で愛を語り会おう。
美子:あなたのそういう無神経なところがしゃくにさわるのよ。電話もかけないでちょうだい。もうあなたの声なんかききたくもないわ。だーいっ嫌い。
敦 :嫌い嫌いも好きのうちさ。ほんとは、おれのこと指揮なんだろ?美子。
美子:心の底から大っ嫌いよ。嫌いを百万回言いたいほど大嫌いだわ。
敦 :じゃあさ、百万回全部最後まで聞かせてくれよ。そしたらそのあとは好きだって言ってくれるだろ?な?
美子:うぬぼれるのもいい加減にしたらどう?あなたのような人を厚顔無恥って言うのよ。嫌いって言ってるのが分からないの?
敦 :じゃあ、俺のどんなところが嫌いなのか言ってみろよ。
美子:たーくさんありすぎて一晩かかっても言い尽くせないわ。
敦 :それなら一晩中聞かせてくれよ。黙って聞いてやるからさ。
美子:ほんっとに、呆れてものも言えないわ。私が怒ってるの分かってるの?
敦 :分かってるよ。それにお前がおれのこと好きだってことも分かってるよ。
美子:よくもまあしゃあしゃあと。バカは死ななきゃ治らないっていうけど、本当ね。あんたに付ける薬なんかないわ。
敦 :なあ、本心なんかじゃないんだろ?照れずにはっきり言えよ。
美子:さっきから何度も言ってるじゃない。大っ嫌いって。
敦 :困ったなあ。おれは美子のことこんなに好きなのに。
美子:しつこいわよ。だから嫌われるのよ。もうこれっきりにして。切るわ。(ガチャン)

 

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