相席」は日本独自の習慣?

“拼桌”是日本独特的习惯?

セイン:うーん、かなりおもしろくなってきましたね。この問題はもっと追いかけてみたいと思います。
ところで、空いている席を探すことで思い出したんですが、おそば屋さんなどでは空いている席が少ないと「相席お願いします」と言われて、見知らぬ人と向かい合わせになったり隣り合ったりしますね。ぼくは日本に来たころ「相席」という言葉が分からなくて、困ったことがありました。「相席お願いします」と店員さんに声をかけられたのですが、意味がわからずボーッとしていると、向かいに知らない女性が「失礼します」と座るではありませんか。アメリカにはそういう習慣はないので驚きました。

Thayne:嗯,这个问题变得越来越有趣了呢!让我们再来多深究一下吧!
诶,对了!说到吃饭找空位,我倒想起来一点,面馆没什么空位的时候,常会有陌生人过来问,“可以跟您拼桌吗?”,然后就会跟素不相识的人面对面or邻座一起吃面呢。记得我刚来日本时,因为不知道“拼桌”是什么意思,还被弄得不知所措过。当时店员走过来问我,“您好,可以拼桌吗?”,因为不知道问的什么意思,我一脸茫然地愣在那里,结果一个不认识的女士说了句,“不好意思,打扰了”就在我对面坐下来了!我觉得很莫名其妙,因为美国是没有这样的习惯的。

長尾:そういえば、おそば屋さんなどでは当たり前のように店員さんが相席をお願いしてきますね。お客さんの側で「ここ、空いてますか」と聞くまでもないので便利ですけど。

长尾:这么说来,面馆经常会有店员请求拼桌的情况,这在我们日本人看来很自然。对新进来的客人来说,不用自己走过去问,“请问这里有人吗?”,店员会帮忙问其他客人能否拼桌,是很方便的。

本当は「踏まれたり蹴られたり」が正しい?

“踏まれたり蹴られたり”这样的用法是正确的吗?

セイン:「表現が反対じゃないの?」と思った日本語はほかにもあります。英語の「Nothing’s gone right.」に相当する「踏んだり蹴ったり」という言葉、「泣きっ面に蜂」と同じで重ねてひどい目にあうことなんですよね?それなら「踏んだり蹴ったり」ではなくて「踏まれたり蹴られたり」が正しいんじゃないですか?
日本の友人でおとなしそうな性格なのに「踏んだり蹴ったりだったよ」と言っているので、誰かをめちゃくちゃにやっつけた話かと思ってすごく驚いたことがあるんですが、あとで誤解と分かって笑われました。

Thayne:还有很多日语表现,都是正话反说。比如跟英语中的“Nothing’s gone right.”(没一件事顺心)意思差不多的“踏んだり蹴ったり”(本意是又踩又踢,引申为屋漏偏逢连夜雨)、“泣きっ面に蜂”(祸不单行)都是表示接二连三遇到倒霉的事,对吧?那“踏んだり蹴ったり”(又踩又踢)不是应该说成“踏まれたり蹴られたり”(被踩被踢)吗?
记得有一次一个性格比较内向的日本朋友对我说到:“踏んだり蹴ったりだったよ(字面义:我今天对他又踩又踢!实际上是:我今天真是倒霉透啊!)”我还以为是他把谁狠狠地教训了一顿呢,吓了一大跳!结果后来知道是我误会了,还被笑话了呢!

長尾:もともとは加害者側からの言い方で「踏んだり蹴ったりの目に遭わせてやる」だったものが、被害者側の言い方である「踏んだり蹴ったりの目に遭わされた」となり、それが省略されて「踏んだり蹴ったり」となったのではないかといわれています。よく似た表現で「殴る蹴るの目に遭わせる」という言葉がありますが、こちらは「殴る蹴るの暴行」といった使い方はあるものの「まったく、殴る蹴るんだよ」のような言い方はしません。

长尾:据说“踏んだり蹴ったり”这个说法,本来是加害者一方说“踏んだり蹴ったりの目に遭わせてやる”(对你又踩又踢,让你遭殃!),但后来演变成被害者一方的说辞“踏んだり蹴ったりの目に遭わされた”(遭殃了,被人又踩又踢!)。再后来,后面的内容又被省略就直接变成“踏んだり蹴ったり”了。与之相类似的表现有“殴る蹴るの目に遭わせる”(对你拳打脚踢,让你遭殃)”。但日语中只有“殴る蹴るの暴行”(拳打脚踢的暴行),没有“まったく、殴る蹴るんだよ”(真倒霉,今天被拳打脚踢了)这样的说法。

セイン:なるほど、受け身の部分が省略されてしまったんですね。

Thayne:原来如此,这种时候日语中是省略了被动的部分啊!

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