ホワイトハウスで初めて猫を飼ったリンカーン

在白宫第一次养猫的林肯

リンカーンは「猫のためなら道を譲る」といわれるほどの無類の猫好きだったのです

林肯有着“给猫让道”的离奇的爱猫美誉。

1860年、南北戦争中にグランド将軍のもとを訪れたリンカーンはテントの中に母親を亡くした3匹の子猫がいるのを見つけました。そして、子猫達に餌を与え、世話をするように指示し、その後もほとんど毎日にように猫たちの様子を現地に問い合わせたといいます。

1860年南北战争时,访问格兰特将军的林肯,在帐篷里遇见了失去母亲的三只小猫,于是下达指令喂养、照顾它们,之后几乎每天都到现场探望猫咪们。

チャーチルが遺言に書き残した猫

丘吉尔在遗书中写到的猫

チャーチルが特にお気に入りだった猫が、“ジョック”と名付けられた茶トラの猫

丘吉尔特别喜欢的猫,是一只名叫“Jock”的虎纹猫。

チャーチルは、ジョックをとても可愛がっていた。そして、「ジョックというマーマレード色の猫が、いつもチャートウェル(チャーチルの自宅)で快適な暮らしができるように」という遺言まで書き残したのである。

丘吉尔非常疼爱Jock,而且,他在遗书中写道“Jock那只橘皮色的猫,让它一直在Chartwell(丘吉尔自己的家)里舒适地生活下去吧”。

現在チャーチルの館で暮らす三代目のジョックの姿

图为现在丘吉尔的官邸生活着的Jock第三代的样子

イスラームで猫が大事にされるのはムハンマドが猫好きだったから

伊斯兰教重视猫是因为穆罕穆德喜欢猫

ムハンマドは大変な猫好きであったといわれ、ムエザという猫を飼っていたと伝わっていて、猫にまつわるさまざまな逸話がある

据说穆罕默德非常喜欢猫,养了一只名叫姆艾萨的猫,有关于此猫的各种趣闻。

ある日ムハンマドが外出しようとすると、着ようと思っていた服の上で猫が眠っていた。ムハンマドは猫を起こすことを忍びなく思い、服の袖を切り落とし片袖のない服で外出したという。

有一天穆罕默德打算外出,猫正好睡在他要穿的衣服上。穆罕默德不忍心吵醒猫,就剪掉了衣服的一个袖子,穿着只有一个袖子的衣服出门了。

似たような逸話はノーベル賞詩人W.B.イェイツにもあるようです。

相似的故事在诺贝尔获奖者诗人W.B.Yeats的身上也发生过。

等身大の銅像が建っているサミュエル・ジョンソンの猫

拥有等身大小铜像的Samuel Johnson的猫

サミュエル・ジョンソンはイギリス(イングランド)の文学者。「英語辞典」(1755年)の編集、シェイクスピアの研究で知られる。

Samuel Johnson,英国(英格兰)文学家。以编撰《英语辞典》(1755年)、研究莎士比亚而闻名。

ホッジとは、サミュエル・ジョンソン博士の飼っていた黒猫の名前です。

Hodge是Samuel Johnson博士饲养的黑猫的名字。

博士の伝記作家兼お友達兼弟子兼賞賛者であるボスウェルさんによると、博士は家に召使が居るにもかかわらずわざわざ自分でホッジのために牡蠣を買いに行ったそうです。なぜ召使に行かせなかったのか?それは、召使が猫ごときのために使い走りをさせられることに腹を立ててホッジをいじめたりしたら可哀想だから。

据博士的传记作家兼朋友、弟子及赞赏者的Bothwell所说,博士在家尽管有仆人,还特地亲自给Hodge买牡蛎。为啥不派仆人去呢?那是因为如果仆人因为猫的事情被差遣而感到生气,进而欺负猫的话,猫就太可怜了。

宰相リシュリューの14匹のネコ

宰相Richelieu的14只猫

彼は、自分自身が魔女狩りを主導したり猫を処刑していたにもかかわらず、「ルシファー」という、およそクリスチャンに似つかわしくない名の黒いアンゴラ猫すら飼っていたという変わり者です。

他自己尽管领导各种运动迫害巫女、处死猫,却养着一只叫“恶魔”的黑色安哥拉猫,名字与基督教毫不相称。他绝对是个怪人。

ある学者の話によると、ルイ十三世の宰相リシュリューが周囲に猫を飼っていたのは、単に彼が猫好きであったためばかりでなく、この愛玩動物によって食物の毒味をさせるためでもあったそうである。

根据某位学者的描述,路易十三的宰相Richelieu在自己身边养猫,并不仅仅是因为喜欢猫,而是用这种赏玩的小动物当做食物试毒的工具。

彼には認知した子供がいなかったため、死後その莫大な財産は残された猫の世話に回されるはずでした。しかし生前の独裁的な政治手腕から敵も多く、結局残された14匹の猫たちは、スイスの兵たちによって焼き殺されてしまったそうです。

他没有认领孩子,死后他的巨大遗产的继承者本来应该是这些猫。然而其生前政治手段独裁霸道,树敌众多,结果剩下的14只猫全部被瑞士的士兵们烧死了。

ヘミングウェイの「幸運を呼ぶ猫」

海明威的“幸运之猫”

ヘミングウェイは猫好きで、知己の船長から2匹の猫を貰い受けている

海明威喜欢猫,曾从知己好友的船长那里收养两只猫。

この猫は近親交配の結果か足の指が6本ある多指症で、ヘミングウェイは幸運を呼ぶ猫だと信じていた。キーウェストのヘミングウェイ博物館ではこの猫の直系子孫が50匹ほど今も飼われており、6本指の遺伝子を受け継いでいる。

猫咪由于是近亲交配,有6个脚趾,患有多指症,而海明威却相信这是幸运猫。基维斯特的海明威博物馆里,饲养着这只猫的直系子孙,数量多达50只,还遗传了其6个脚趾的基因。

キーウェストのヘミングウェイの家の多指症のネコ。この黒猫は四肢合わせて26本の指がある

图为基维斯特的海明威家的多指症猫。这只黑猫的四肢加起来共有26个脚趾。

キルヒャーのねこピアノ

Kircher的猫钢琴

17世紀のイエズス会士にして学者のアタナシウス・キルヒャーが著書Musurgia Universalis で伝えている楽器。とある王侯の気を紛らわせるために制作された(とされている) ねこピアノにはそれぞれ音程の違う鳴き声の猫が収めらていて、鍵盤と連動した釘で尻尾を突いて演奏するしくみ。

17世纪的耶稣教士学者Athanasius Kircher在其著作Musurgia Universalis一书中描述了这种乐器。据说是为了替王侯消遣解闷而制作的猫钢琴,聚集了可以发出各种不同音程叫声的猫,其构造以键盘带动钉子,击打猫的尾巴(刺激猫叫)来演奏。

(小编插花:好,好残忍!可怜的喵星人!)

ニュートンと猫のちょっと惚けた話

牛顿迷恋猫的趣事

自分の家のドアに「猫出口」をつけちゃう程猫好きのニュートンの愛猫に、ある日仔猫が生まれた。

牛顿特地在自家的门上为爱猫装了专用的“猫出口”,有一天,小猫出生了。

喜んだニュートンは、でれでれ目尻を下げながらも下男を呼び、言ったのである。「早速ドアに仔猫用の小さな穴を開けなさい。」下男は困った顔をして、「親猫用の大きな穴があれば小猫も通れますが…」と指摘、ようやくニュートンも意味に気がついた。

欣喜若狂的牛顿迷迷瞪瞪看着小猫,叫来仆人吩咐道“快在门上开一个小猫用的小洞”。仆人十分困惑,指出“母猫用的大洞,小猫不是也能走么……”,牛顿这才反应过来。

愛猫家としても知られており研究や実験に超人的な集中力を発揮する反面、食事には無頓着で、食べ忘れて冷え切った食事を研究所に住み着いた二匹の猫に与えていた。当時イギリス市井の一般通念において猫は単なる街に生息するケモノの一種で、愛玩で飼うなどという風習は存在せず、人の食べ物を猫の餌にするのはかなり奇異な行為であった。

作为众所周知的爱猫一族、在研究实验方面有着超人般集中力的牛顿,另一方面却是对饮食毫不在意,会将忘了吃而冷掉的食物,喂给住在研究所的两只猫。当时英国市一般都认为猫不过是在街头生存的一种野兽罢了,将猫作为宠物饲养的风俗并不存在,将人吃的食物喂给猫绝对是十分奇异的行为。

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