シリーズが進むにつれ、ギャグ増量中?

随着系列作品的推进,笑点增加中?
加瀬:現場で監督がいつも突拍子もないことを思い付いて、どんど んいろんなことをやらせるんです。その予定調和じゃない感じが出てくると、「SPEC」だなと思いますね。自分の中では筋が通らないかなと思っていても、 取りあえず強引に大声を出してやる(笑)。そういうことで乗り越えちゃうことが『SPEC』ですね。

加濑:在现场导演经常突然想到一些出奇的点子,并不断的让演员去表现。当我觉得和预想不和谐的时候,便感叹这就是“SPEC”啊。虽然在我看来可能不合逻辑,暂且先强迫自己大声的喊出来(笑)。跨越了这样一个过程就是SPEC了吧。

戸田:当麻以外の人はみんなギャグでやっていると思いますね(笑)。

户田:当麻以外的所有人都有搞笑呢(笑)。

加瀬:監督を見ていると、むしろ、そっちがメインじゃないかという気すらしてくるんですよね(笑)。特にスペシャルの最後の方に女同士の戦いがあるんですけど、ギャグとナンセンスがものすごく不思議な融合の仕方をしているんですよ。かなり面白かったです。

加濑:见到导演后,我甚至觉的他才是主演呢。尤其是特别版的最后,三个女人战斗的场面,搞笑和荒谬不可思议的融合在了一起,十分的有趣。

―― ギャグのテンションを保つのは大変ではないですか。

——要保持搞笑的高涨情绪很困难吧?

戸田:わたしは大丈夫でしたけど、栗山千明さんは大変だったと思います。彼女が演じる里子は帰国子女なんですが、あえて変な日本語をしゃべらないといけないんです。そこに気持ちをのせるのって難しいだろうなって、はたから見ていて思いました。ご本人は本気でやられていたのですが、わたしは爆笑してしまいました。

户田:我还好,但是栗山千明可能很要命吧。因为她饰演的是归国子女——里子,所以必须刻意的模仿奇怪的日语。我在一旁看的时候就想,在这个设定下要保持高涨的情绪好像很难呢。她本人是非常认真的在表演,我却觉的很有趣忍不住爆笑。

瀬文は頑張る......というより頑張るしかない!
与其说濑文很努力......不如说他只能靠努力了!

――堤幸彦監督の現場は次々とアイデアが出てきて、役者さんは対応が大変とよく聞きますが、今回はどうでしたか。

——堤幸彦导演的现场奇思妙想不断,听说演员们应对起来很要命,这次感觉如何呢?

加瀬:映画は想定外だらけです(笑)。しかも今回、順撮りではないこともあって、ものすごくタイトなスケジュールの中で、取りあえず監督が思い付いたものを、まったく意味がわからずにやっていたことも多かったので、後でつながって、「ああ、そういうことだったのか!」ということも結構ありましたね。

加濑:电影版中的绝大部分都是超乎想象的(笑)。但是这次,既没有按顺序拍摄,日程又非常紧张。所以很多时候我在不明真相的情况下,暂且先把导演想到的东西表现出来。过后连接起来一看,“原来是这么一回事啊!”

戸田:毎日、ギャグのセリフを足されるんですよ。撮影中は日々、差し込み(アイデアの追加による台本の変更)で元の台本がいらなくなってしまうぐらい。ギャグがあるからこそ、メッセージ性が逆に際立っていい作品になったんじゃないかなと思っています。

户田:每天都有添加搞笑台词。拍摄的每一天,由于不断的插入(因为想法的增加而变更剧本)甚至舍弃了原来的剧本。我觉得正是因为有这些笑点,相反信息性变的显著,成就了一个好的作品。

―― 最後に二人にとって、当麻と瀬文はどういう存在ですか。

——最后对于两个人来说,当麻和濑文是怎样的存在呢?

戸田:演じる役柄によってはやれることに制限があったりする中、当麻に関してはどれだけブレていてもそれが当麻になる自由さを学びました。「ああしてみよう、こうしてみよう」といろいろ考える感覚を教えてくれた役。わたしにとってすべてというと大げさかもしれないですが、それくらいわたしの役者人生の中で大きな役です。

户田:根据饰演的角色演员的发挥也是有限的,但是关于当麻,我学到了无论怎样乱来都是作为当麻的自由。“我想尝试这个,啊又想尝试那个”这个角色教会了我多方面思考的能力。对于我来说,说她就是我的一切或许有些夸张了,但是从某种程度上来说,她在我的演艺生涯中是非常重要的角色。

加瀬:あまり力を入れて頑張るということは好きではないのですが、この役は力を入れて頑張っていると思います。頑張らざるを得ない(笑)。監督がこれまでにない自分の側面を引き出してくれたと、感謝しています。

加濑:虽然我不太喜欢用尽全力拼命的去做某事,但是这个角色是在竭尽全力的努力。不得不努力(笑)。我很感谢导演激发了我潜藏至今的另一面。