歩き方を変える
さて、普段めったに雪が降らない地方に雪が降ると大きな被害をもたらす。ほんのわずかな積雪でも交通には大きな影響が出る。交通機関への影響だけでなく、転倒事故や車のスリップ事故も頻発する。積雪状態は思いのほか滑りやすい。北日本では滑り止めのついた靴もあるが、犬でさえ滑って転ぶほど。つまり、滑り止めはほとんど効果がないと考えたほうがよい。

改变走路方式
话说平常很少下雪的地方一旦下雪的话将带来很大的灾害。即使只是很少的积雪对于交通也是有很大影响的。不仅是对交通网有影响,还将造成跌倒事故以及汽车打滑事故频发。这是因为在积雪状态下非常容易滑倒。在日本北部有防止打滑的专用鞋,但是即便如此就连狗都还会滑倒。也就是说,可以认为防止打滑的措施几乎是没有效果的。

雪が積もったときに、普段どおりに大またですたすた歩くと確実に転ぶ。歩幅を極力小さくし、かつ、かがむように重心を低くして歩を進める。大またで普段どおり歩くと、重心が高く転倒したときの衝撃が大きく思わぬ骨折などの事故につながる。このようなスタイルで歩くことはいささか格好が悪いが、転んでけがをするよりははるかにましである。

在有积雪的时候如果还像平常那样大大咧咧的迈大步行走的话确实是很容易滑倒。应该要尽量缩小步伐,而且还应该像弯腰一样尽量压低重心行走。如果像平常那样大步行走的话,身体重心就比较高,跌倒时的冲击也比较大,甚至可能造成骨折。这样行走虽然有点不雅,但是总好过跌倒受伤。

手を保護せずに、コートのポケットに手を突っ込んで、しかも大またですたすた歩いて、何かの拍子に転ぶと、大けがに直結する可能性が甚だ大きくなる。転倒が原因の死亡事故も年に数件発生しているのだ。雪道は滑って転ぶものだと考え、手袋も用意したい。

手在没有保护的情况下直接塞进外衣的口袋里,而且还是大步迈进,一旦摔倒就极有可能造成严重受伤。每年都会发生数起因摔到而造成的死亡事故。因考虑到积雪的道路很易打滑跌倒,应该准备好手套。

ひとつ先の信号が目安
自動車の運転時は、多少雪が降ったくらいなら大丈夫と判断しがちだが、それは自殺行為である。通常の夏タイヤと、スタッドレスタイヤ(无钉雪胎【studless tire 】 不使用铆钉,却与钉面轮胎一样具有行驶雪地的功能,英文又称spikeless tire。)とはその構造も材質もまったく異なる。雪道ではスタッドレスを着用している場合であっても、ブレーキを踏んでも夏タイヤのようにすぐには止まらないと考えて運転するべきである。具体的には、ひとつ先の信号を目安に走る。車間距離は普段の2倍以上は必要である。つまり、雪に不慣れな地域にあっては、雪が降ったときは電車を利用するのがもっとも賢明な選択といえる。

注意看前方的交通等信号
在开车的时候,武断的认为一点点的积雪没有大碍的话,那简直是自杀行为。通常用的夏季轮胎和无钉雪胎的结构和材料都大不相同。在积雪的道路上行驶时即使是使用的无钉雪胎,即使踩了刹车,也要做好心理准备,这不会像夏季轮胎那样立刻停住。具体说来应该要在行驶的时候注意前方的交通信号灯。车与车之间的距离要保持在平常的2倍以上。也就是说,在没有习惯雪的地区,在下雪的时候乘坐电车是最明智的选择。

出張前に経路まで確認を
飛行機も新幹線も雪には弱い。わずかな降雪でも遅れが生じることがある。出張などでどうしても出かけなくてはならない時、ぜひともチェックしていただきたいのが、気象庁の「レーダー・降水ナウキャスト」である。天気図を読むには多少の知識が必要だが、このサイトではレーダー画面で雪雲や雨雲の様子がリアルタイムで見ることができる。さらには、1時間前から今後1時間の予測画面も見ることができる。東海道新幹線の場合、米原付近の降雪でダイヤが乱れることが多い。行先だけではなくて、その経路の状況も確認したい。

出差之前确认经过路线
飞机和新干线都对积雪无可奈何。即使只是少量的降雪也可能导致晚点。在像出差这种无论如何都非得外出不可的情况下,请一定要确认气象局的“雷达降雨预报”。虽然阅读卫星云图需要一定的知识,但在这个网页上可以观看即时的雷达雨雪云图。甚至可以观看1小时前和1小时后的预测画面。如果是乘坐东海道新干线的话需注意由于米原附近的降雪,时常发生列车运行时刻表紊乱的情况。不仅是目的地,到达目的地的途中各地的状况也应该确认。

今回の大雪は、昨年12月初旬のヨーロッパの大寒波が日本まで移動してきたものである。一説には北極上空の大気の動きと密接に関係しているということだが、その動きを正確に把握することは困難だという。天気は西から移動してくる。はるか彼方のヨーロッパと日本は同じ空でつながっているのだ。災害は「明日はわが身」ととらえ、可能な限りの備えをしたい。

今年的大雪是由于去年12月上旬的欧洲寒流移动到了日本所造成的。还有一种说法认为这和北极上空的大气动向有紧密的联系,但是据说要正确掌握这种动向非常困难。寒流是从西边移动过来的。这是因为遥远的欧洲和日本是在同一片天空之下。我们应该有灾害“随时可能降临”的思想准备,尽我们所能做好准备以备不虞。