万叶恋歌 「-枫之章-」(小野大辅)08 关心
最近、タイムが延びない。駄目だ、走ることに全然集中できない。俺、どうしたんだろ。「タイムっ、どうだった?あっ、その顔は、またタイム落ちてたか。今のままじゃ駄目だ。やっぱり俺、もう一本走ってくる。タイム、宜しくな。」 最近、ずっとこの繰り返し、他の部員たちも心配して、カラオケに行こう、寄り道しようと、気晴らしに誘ってくれたが、俺は全部断っていた。校庭にはもう誰もいない、他の部活も終わってしまったらしい。俺、ここにいる価値があるのか?「クソ、もうどうしたらいいか分かねぇよ。」あいつのことを考えすぎてなんて、集中できないなんて、誰にも言えないし。俯くと、自分の後ろに誰かの影がある。俺は今の独り言を聞かれたと思って、慌てて振り返った。 「あっ、なんだ、お前か。今日は一緒に帰らないから、先に帰ってくれ。」 「うん、どうした?早く行けよ。今、一人になりたいんだ。」 「そんな顔するなって、大丈夫だから、早く帰れよ。うるせな、もう俺のことなんて、放っといてくれ。幼馴染だからって、同情とかいらねぇだよ。俺はお前なんかいなくても···あっ、あ~、悪い。俺、お前に心配かけたくなくてっ、おいっ、待て。」 ショックを受けたあいつが突然俺に背を向けて走り出した。俺は咄嗟に体が動いて全速力で追いかけた。言った後に後悔するなんて、本当、俺って最低だ。 塵泥の数にもあらぬわれ故に思ひわぶらむ妹が悲しさ。 こんなチッポケな僕を思って悩んだり悲しんだりしてくれる君が堪らなく愛しい。 俺は自分のことで悩んでただけなのに、お前にまで八つ当たりするつもりなかった。でも、お前が心配してくれるのが嬉しい。
最近,速度方面没有进展。不行啊。完全无法集中在跑步上。我是怎么了? “用时,怎么样?啊,看你那表情,耗费的时间又增加了吗?现在这样可不行啊。果然,我还是再跑一遍。记时,就麻烦你了。” 最近,一直这样反复着,其他的社员们也开始担心我,请我去唱卡拉OK放松下,或者去哪消遣下之类的邀请,都被我拒绝了。 校园里一个人也没有,其他社团的活动好像也都已经结束了。 “我,还有留在这里的价值吗?可恶,自己也不知道要怎么做了。” 太过在意那家伙导致无法集中精力的事情,对谁也不能说。低着头,感觉有谁在身后。意识到刚才的自言自语被听了之后,慌忙回头。 “啊,什么啊,是你啊。今天不想一起回去了,你先走吧。嗯,怎么了?快点走吧,现在我想一个人待着。不要露出那种表情。不要紧的,你早点回去吧。烦死了!我的事,你别管了。就算是青梅竹马,我也不需要你的同情。就算你不在我也……啊,对不起。我,不想让你这么担心……喂,等下!” 受到打击了的那家伙突然就背对着我跑掉了。我赶紧使出全力追赶。说了那些话后马上又后悔,我啊,还真是差劲啊。 『身不如泥土;惟妹在为我,可怜相思苦。』 你为了这么笨的我而烦恼忧伤。无法停止不去爱你。 明明就是我自己的问题,根本不想迁怒到你身上的。不过,看到你为我担心,我打心眼儿里的高兴。