この書生の掌のうちでしばらくはよい心持に坐っておったが、しばらくすると非常な速力で運転し始めた。

書生が動くのか自分だけが動くのか分らないが無暗むやみに眼が廻る。

胸が悪くなる。到底とうてい助からないと思っていると、どさりと音がして眼から火が出た。

それまでは記憶しているがあとは何の事やらいくら考え出そうとしても分らない。


咱家在这名学生的掌心暂且舒适地趴着。

可是,不大工夫,咱家竟以异常的快速旋转起来,弄不清是学生在动,还是咱家自己在动,反正迷糊得要命,直恶心。

心想:这下子可完蛋喽!又咕咚一声,咱家被摔得两眼直冒金花。

只记得这些。至于后事如何,怎么也想不起来了。 


こころもち【心持ち】【心持】
[一]外界の刺激に応じて変わる心の状態。
[二](副)
それほど はっきりと感じられるわけではないが、そう言われれば そうも思われる程度であることを表わす。
「―〔=ほんの少し〕大きい」

まわる【回る?廻る】
(ぐるぐる) 輪?番-が回る 歩き?駆け?走り?飛び-回る 〈周りを?春が-〉巡る 回転〈速度〉 円転 旋転 旋回 転回 循環
▽空回り 空転
▽自転 公転
▽【巡る】 見学して巡る→めぐる

どさり[2]
(副)
―と 重い物やたくさんの物が落ちる音や様子を表わす。
「郵便物が―と配達された」

中日交流标准日语初级单词