東京都は11日、過去の新型コロナウイルス感染者数の集計で、保健所から計111人分の報告漏れがあったと発表した。これとは別に35人分が重複して計上されていた。11日の累計感染者数は4883人だったが、報告漏れから重複を引いた76人が上乗せされ、4959人となった。

5月11日消息,根据新型肺炎感染者统计数据显示,东京都称保健所有111确诊病例漏报,其中35人重复计算。截止昨天,东京累计感染者数为4883人,删去报告中的重复数据,再加上漏掉的76人,总计4959人。

都内では、各区市町村で確認された感染者数を管轄の保健所が集約して都に報告しているが、都が調べたところ、約20の保健所で感染者の報告漏れや重複計上が相次いで判明したという。

在东京,各区市町村会把确诊病例报给辖区内的保健所,保健所统计完毕后再报给东京都,但在东京都层面的调查显示,约有20家保健所出现了确诊病例统计疏漏、重复计算等问题。

都によると、ミスが見つかったのは都内で感染者が増え始めた3月下旬以降で、都は保健所の業務負担が過大になったことに加え、端末に入力したものを改めて手で書き写して報告するなど煩雑な事務作業も一因だったとみている。

调查表明,出现错误的情况是在东京确诊病例上升后的3月下旬,加上东京都保健所的业务负担过大,原本由电脑输入的数据改为手写,业务情况愈发繁杂难以处理,是导致数据出错的一大原因。

このため都は、感染者の情報を一括して管理する「データセンター」を新たに都庁内に設置し、12日から運用を始める。これまでは各保健所がファクスで都に送信していた感染者の情報を、今後は端末で入力すれば、都側もオンラインで共有できるようになるという。

由此,为了能统一管理确诊病例的信息,在东京都厅内设置了新的“数据中心”,从今天开始正式运行。至今为止各家保健所用传真发送到东京都的确诊信息,今后只要是在电脑输入的都会在线同步数据到东京都。

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