方言の由来
方言的由来
方言という言葉が記述されている文献で、現在残されている最も古いのは『東大寺
諷誦文稿(とうだいじふうしょうぶんこう)』です。この中に「此当国方言、毛人方言、飛騨方言、東国方言」という記述があります。これは平安時代の初期に成立したとされていて、この頃から方言という考え方があったことを示しています。
在对“方言”这种语言有记载的文献中,现存最古老的当数《东大寺讽诵文稿》了。此书中有“此当国方言、毛人方言、飞弹方言、东国方言”的记述。这一记载属于平安时代初期,说明从这个时期开始就已经有区分方言的思想了。
明治時代になってからは、学校教育・軍隊のなかで標準語が推し進められるようになりました。国の政策として、方言を排除しようとしたのです。しかし、実際には方言がなくなることはありませんでした。
到明治时代后,学校教育和军种之中开始逐步普推行标准语。排斥方言成为了一项国家政策。但是实际上,方言并没有就此消失。
その後、ラジオやテレビの普及によって標準語が全国に浸透していきました。
自此以后,随着收音机和电视的普及,标准语渗透到全国各地。
現在では、方言を守るための保存会がつくられたりしていますし、テレビの番組でも方言を強調する演出がみられたりしますね。
现在,人们成立了保护方言的委员会,电视里也经常出现强调方言重要性的节目。
気になる方言
让人纠结的方言
ずっと気になっていた方言があるので、いくつか挙げてみます。
有一些方言一直让我十分纠结,在这里举几个例子。
「どさ」「ゆさ」
小学校の2年か3年の夏休みの宿題で、国語の問題でした。
○つぎの会話を標準語にしなさい。
「どさ」
「ゆさ」
小学二三年级的暑假作业中,有这样一道国语题:
请将带○的对话改写成标准语。
「どさ」
「ゆさ」
この問題は、家族に聞いても解りませんでした。夏休み明けにクラスの友達に聞いて回ったら、一人だけ知っていました。その友達によれば、「お母さんに聞いたら教えてくれた」とのことでした。
这个问题,全家人都不知道答案。收假后问了班里的朋友,只有一个人知道答案。这个朋友说是“问了妈妈才知道的”。
これは、知らなければ答えられないので、無理がありますよね。
ましてや、関東圏の小学生には完全に無理な問題です。
这道题要是不知道的话,无论如何也猜不出来,确实很勉强。更何况,对于关东圈的小学生来说更是毫无头绪。
ちなみに、答えは
「どこへ行くの?」
「お風呂へ行くんだよ」です。
顺便说一句,此题答案为:
“你要去哪里呀?”
“我去洗澡哦。”
ずおん
これは、すべて津軽弁で書かれた「雀こ」という太宰治の小説に出てくる言葉です。意味が解らないながらも、印象的で忘れられない言葉です。
这是太宰治的一篇全部用津轻方言写成的小说——《麻雀游戏》中出现的词语。虽然不知道具体意思,但是我对它印象深刻难以忘却。
長え長え昔噺(むがしこ)、知らへがな。
山の中に橡(とち)の木いっぽんあったずおん。
そのてっぺんさ、からす一羽来てとまったずおん。
からすあ、があて啼(な)けば、橡の実あ、一つぼたんて落づるずおん。
また、からすあ、があて啼けば、橡の実あ、一つぼたんて落づるずおん。
また、からすあ、があて啼けば、橡の実あ、一つぼたんて落づるずおん。
很久很久以前的传说,我也不知多久。
听说山中有棵橡树。
听说天边飞来一只乌鸦,停在树梢上。
听说这只鸦,嘎嘎叫一声,就有一颗橡果落地。
听说这只鸦,嘎嘎又叫一声,又有一颗橡果落地。
听说这只鸦,嘎嘎再叫一声,又有一颗橡果落地。
「~だそうです」という意味です。
原来「ずおん」是“听说”的意思。
真想听听它正式的发音和语调是怎样的,哪怕一次也行。
ぼっけえ、きょうてえ
「ぼっけえ、きょうてえ」は岩井志麻子の小説の題名で、岡山弁で「とても怖い」という意味です。「もんげえ」も「とても」という意味なんですね。
「ぼっけえ、きょうてえ」是岩井志麻子某篇小说的题目,是冈山方言中“特别可怕”的意思。「もんげえ」也是“非常”的意思。
この小説では岡山の方言が多用されていて、それが恐怖感を高めていると評価されています。この言葉も、正式な発音で聞いてみたいものです。
这篇小说运用了很多岗山地区的方言,人们评价这种写法提高了小说的恐怖感。这个词,我也想听一听它正式的的发音。
まとめ
总结
方言は、平安時代の初期には既に意識されていました。明治時代以降に、国策として標準語を推し進められてきました。
方言是平安时代初期就形成的意识。明治时代以后,推行标准语成为一项国策。
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