中国
中国のお箸の歴史(れきし)は、殷墟(いんきょ)から青銅(せいどう)のお箸と匙(さじ)が 発見されたことから、紀元(きげん)前1200~1300年ごろに始まるとされています。

中国
由于在殷墟中发现了青铜制的筷子和汤匙,中国使用筷子的历史可回溯到公元前1200 ~1300年左右。


中国では、お箸と匙をいっしょに使っていますが、その使い方は、時代や地域(ちいき)、民族(みんぞく)によってちがいがあるようです。ご飯(はん)を箸で食べるか、匙を使うか、民族によってことなります。

在中国虽然也将筷子和汤匙配合使用,但是其使用方法因时代、地区和民族而异。吃饭时是用筷子还是汤匙呢,这个在各个民族之间也是有差异的。

中国のお箸は,日本のよりも長いですが、さきは細くなっていません。

中国的筷子虽然比日本的长,但是尖端部却不像日本的那样细。

中国では、主人がお客に食事を取り分ける習慣(しゅうかん)があるため、お箸は長いほうが使いやすいようです。

由于在中国,有着主人为客人夹菜的习俗,所以筷子长一点比较好用。

中国のお箸は竹や木で作られますが、形やデザインには種類(しゅるい)がほとんどありません。

中国的筷子都是用竹子和木材制成的,但是形状和造型上面却千篇一律。

朝鮮(ちょうせん)半島
お箸は、漢(かん)の時代に中国から朝鮮半島へ伝わり、600年代後半には、ほぼ全土にひろまります。

朝鲜半岛
筷子在汉朝的时候从中国传入朝鲜半岛,大约在公元600年后页的时候扩展到了整个半岛。

お箸は、ステンレス製(せい)などの金属(きんぞく)製がふつうに使われていますが、高級なものだと金・銀製のものもあります。形は日本のものよりもやや短く細くなっていて、柄(え)の長い匙(さじ)といっしょに使います。

筷子几乎都是使用不锈钢等金属制成的,高级的筷子也有用金银制造的。形式上比日本的筷子更短更细,配合着长柄的汤匙使用。

お箸はおかずを食べる時、スープやご飯には匙を使います。

筷子用来夹菜,而喝汤和吃饭的时候则使用汤匙。

韓国(かんこく)にも、日本と同じように、お箸を使う時の細かいマナーがあるそうです。

据说韩国在筷子的使用上也有着类似于日本的各种繁文缛节。