けれども、きゅうりのなえどこのかどをまがったとたん、ぱったりでくわしたのは、だれだったでしょう、マグレガーさんです!
可绕过黄瓜棚,在转角处,突然看见了谁?啊!是玛古来哥先生!
マグレガーさんはよつんばいになって、きゃべつのなえをうえているところでした。けれども、ピーターを見ると、とびあがって、れーきをふりふり、「どろぼうだ、どろぼうだ!」とどなりながら、おいかけてきました。
玛古来哥先生正趴在卷心菜苗圃上工作着。可一看到彼得就跳了起来,“抓小偷!抓小偷!”一边大喊,一边挥着铁耙追了上来。
ピーターはこわくてこわくて、はたけじゅうをにげてあるきました。どっちへいったら、きどがあるのかわからなくなったのです。
かたほうのくつはきゃべつばたけへおとしてしまい、かたほうはじゃがいもばたけでなくしてしまいました。
彼得兔非常害怕,从田里逃走了。可却弄不清该往哪儿跑才有栅栏。
他的一只鞋掉在了卷心菜地里,另一只鞋在土豆地里弄丢了。
くつがなくなったので、ピーターは4つの足でかけだしました。すると、このほうがはやくかけられました。ですから、うまくやればきっとにげだせたろうと、わたしはおもいます。でもうんわるく、
すぐりの木にかけてあるあみにとびこんで、上着のぼたんをあみにひっかけてしまいました。そのうわぎは青くて、大きなきんぼたんがついていて、まだあたらしかったのに。
因为没了鞋子,彼得兔赤脚反而跑得更快。我想他这样肯定是跑得掉的。可惜运气不好,被醋栗的铁丝网缠住,外套上的纽扣被勾住了。那件蓝色的外套上有一颗很大的铜扣,还是新的呢。
ピーターは、もうだめだと、おもって、大つぶのなみだをこぼしました。ところが、しんせつな
すずめがそのなきごえをききつけて、びっくりしてやってきました。そして、どうぞがんばってにげだすようにといいました。
彼得觉得逃不掉了,大颗大颗的眼泪涌了出来。就在这个时候,好心的麻雀听到了哭声,吓了一跳,便鼓励彼得兔:“加油,一定能逃走的。”
そこへ、マブレがーさんが
ふるいをもってやってきて、ぽんとピーターのうえにかぶせようとしました。でも、ちょうどそのとき、ピーターはむちゅうでうわぎをぬぎすてて、にげてしまいました。
这时,玛古来哥先生拿着筛箩正打算从彼得兔头上盖过去。但是,那个时候彼得兔正好脱完外套,逃脱了。
それから、ものおきにかけこみ、
じょうろのなかにとびこみました。水がいっぱいはいっていなかったら、すばらしいかくればしょだったのですけれどねえ。
他跑进了杂物房,跳进了一个浇水壶里。要是壶里没有很多水,倒正是个绝好的藏身之地。
マグレガーさんは、たしかにピーターはものおきにいる――たぶん
うえきばちのしたにでもかくれているのではあるまいかとおもいました。そこで、うえきばちをひとつひとつていねいにひっくりかえしてしらべました。
そのうち、ぴーたーが「く·く·くしゃん」とくしゃみをしました。あっというまにマグレガーさんは、ピーターのところへとんできて、
玛古来哥先生确定彼得兔就藏在杂物房里——可能会藏在某个花盆底下,于是把花盆一个一个翻过来仔细搜寻。
正在这时,彼得兔却“阿,阿,阿嚏!”打了个喷嚏。玛古来哥先生立刻就发现了他。
ぎゅっとピーターをふみつけようとしましたが、ピーターはうえきばちを3つひっくりかえして、まどからとびだしました。けれど、まどはマブレがーさんには、小さすぎました。それにもう、ピーターをおいまわすのに
うんざりしていましたので、マグレガーさんははたけにもどっていきました。
他想踢彼得兔,彼得兔掀翻了3个花盆,并从窗口逃了出去。对玛古来哥先生来说,窗口太小了,而且他也追彼得追厌烦了。于是又回到田里干活儿去了。
ピーターは、すわりこんでやすみました。いきはきれ、こわくてぶるぶるふるえていました。それにどっちににげていったらいいのかけんとうもつきません。おまけに、じょうろのなかにはいっていたので、からだはびじょぬれでした。
やがて、ピーターはまたあるきはじめました。ひょこひょこひょこひょこあまりいそがずに、あちこちへ目をくばりながらあるいていきました。
彼得兔坐下休息,大口喘着气,害怕得瑟瑟发抖。也不知道该往哪里逃。之前因为躲在浇水壶里,全身都湿淋淋的。
总算,彼得兔又开始慢慢走起来,不怎么匆忙,东张西望着走着。
そのうち、石べいのところに出入りぐちのあるのが見つかりました。でも、戸にはかぎがかかっていました。戸のしたには、ふとった小うさぎがとおりぬけるすきまはありません。
めすのねずみが1ぴき、戸のしたからでたりはいったりして、えんどうまめやいんげんまめを森にすんでいるかぞくのところへはこんでいました。ピーターは、きどはどっちにあるのかと、ねずみにききましたが、ねずみは大きなまめをくちにくわえていたので、へんじができません。ただくびをふっただけでした。ピーターはなきだしました。
这时,他找到了石壁边的门。可门上了锁,门地下的缝隙,不够一只胖胖的小兔子钻过去的。
一只老鼠从门下跑过来,为了树林里的家人运送小豌豆和芸豆。彼得兔问老鼠栅栏在哪里,老鼠嘴里叼着大颗的豆子,没法回答,只能冲他摇头。彼得兔大哭起来。
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