翻訳という仕事については、「どうしたら翻訳家になれるか?」 という若い人たちの質問をよく受けるそうですが、「非常歓迎 (大歓迎)!ただしお金にはならないよ、と言っています(苦笑)」。

如何能成为专业的翻译家,是许多年轻人密切关注的问题。泉京鹿面对这一询问,笑着说“欢迎欢迎!但是这份工作可拿不到什么钱哦。(苦笑)”

「翻訳は体力、気力、時間、お金がすり減る大変な仕事。ではなぜやるか?理由の1つは、私がおもしろいと思った本を、自分の言葉で友人に伝えたいから。そして読んだ人がおもしろいと言ってくれれば、使った気力や体力、お金以上の喜びになる」

翻译是一项艰苦的工作,体力、精力、金钱都会每况愈下。至于为什么要继续做下去,对于我来说,理由之一则是想要通过自己的语言把有趣的书本介绍给友人。如果反馈很好的话,那么之前所花的精力体力、钱什么的最终都会转化为成功的喜悦。

「2つめは、中国書籍の翻訳は、英語、フランス語に比べたら、競争率は高くない。日本では中国現代小説の出版件数は多くありません。そのため余華、田原、アニー・ベイビーら中国の著名作家に会いたいと思えば大抵の場合は会える、翻訳したいと思えばできる。大きなチャンスがあるんですね。だから翻訳をやりたいという若い人にはどんどんやってもらいたい」

第二个理由是,中文书籍的翻译和英法译本相比,竞争率要低很多。日本现已出版的中国现代小说为数并不多,因此当我提出想和知名作家余华、田原、安妮宝贝等人见面时,一般情况下都能获得允许,翻译也是一样。还是有很多机会的,但愿这些有翻译意向的年轻人可以正式加入这一行列。

「3つめは、充実感や楽しさでしょうか。 翻訳って、1冊終える度にもう2度とやるものか、と思うくらい大変。 1週間引きこもって人に会わなかったり、キャラクターになりきってブツブツ言ったり、変になりそうな時もある。 訳す時は一字一句辞書を引くし、サラサラ読めるわけではないけど、探していた日本語がピタッと合うと気持ちがいい。 言葉を探す過程はとても楽しいものなんです」

第三个理由应该要属翻译时感受到的充实和愉悦感吧。其实也挺纠结的,一本书翻译完了你甚至会想“我死都不要再做这玩意了”。但有时你又会宅在工作室,一周不和任何人见面;有时你又像被书中的角色附了身,嘟哝个不停,撒丫子跑到四次元外星球去。翻译时一字一句都需要翻阅辞典,也不可能做到一目十行。一旦找到合适匹配的日语,就像哥伦布发现新大陆,心情大好。所以说找寻两种语言中具有相同属性的词语是一件很有成就的事。

さらに、小説へのこだわりについては――。「中国に16年間住みましたが、結局、わからないことだらけ。 わからないけど、わかりたい。 そして私はわからないことを専門書やノンフィクションでなく、小説で理解したい」

说到对小说的这份偏执,泉京鹿回应到“虽然我已经在中国住了16年了,但结果语言这玩意,越学越深,不懂的东西多得跟牛毛一样。即便这样,我还是想要通过小说去理解它们,而不是专业书籍或写实文学。”

「日本の “漢流 (中国) ブーム” はまだ来ませんが、中国は日本にとって無視できない国。いろんな形で知らなければいけないと思う。 新聞やテレビで報道される事実以外の本当のことを、小説で知ってほしい。 主人公の気持ちになって楽しむことも、中国を知る1つの方法。 そういう意味でも、若い人たちがもっと (中国文学を) 日本語に訳してくれたら、紹介してくれたらいいなあ~と思います」

中国之于日本,是一个无法忽视的国家。尽管“华流”还没有到席卷日本的程度,但我觉得有必要通过各种渠道去了解它。我个人也想通过小说去发掘这些被主流媒体(报纸、电视等)漠视的、真实存在的事物。当你走进小说主人公的心理世界,“读即懂,懂即知”,你将会进一步了解这个国度。考虑到这一原委,希望以后有更多的年轻人加入翻译行列,翻译一些好的中国文学作品,或是直接介绍给我。

声明:双语文章中,中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。

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