心理学的には、スピーチ挨拶において「最初の10秒が肝心」とされています。人は、誰かの話を聞き始めると、最初の10秒で印象の大まかな部分を作り上げてしまうのです。したがって、話し始めの10秒間に関しては、特に気を付けておく必要があります。

心理学上认为演讲和贺词中“开始的十秒钟很重要”。一般听别人说话,开始的十秒内就会有个大概的印象。因此,需要特别注意这十秒。

スピーチに自信がない方は、「聞き手への感謝」でまとめる方法が一般的です。スピーチの冒頭で「本日は足をお運び頂きまして~」のような表現が好まれるのはそのためです。

对演讲没有自信的人,一般可以用“对观众的感谢”来总结。这也是大家都喜欢在演讲时用“(感谢)大家今天来到这里~”开头的原因。

このように、最初の10秒を聞き手への感謝、あるいはスピーチを向けている人(結婚式なら新郎新婦)への言葉でまとめて下さい。

像这样,这十秒以向观众的感谢,或者是演讲面向的对象(结婚典礼就是新郎新娘)的话来开始。

そうすることで、「出だしで失敗する」という可能性がなくなるため、その後に好感度を構築する言葉を並べやすくなるんですよ。さもないと、出だしで失敗して「それ以降の良い言葉が聞き手に届かなかった…」となってしまう可能性があります。これでは好感度を上げようがないので、「最初の10秒は感謝でまとめる」をキーワードにしましょう。

这样的话,就不会“一开始就失败”,之后也会比较容易说出提升好感度的话。不然的话,一开始就失败很有可能“之后即使是好的内容观众也听不进去……”。这样的话也没法提高好感度了,所以将“开始的十秒以感谢来发言”作为关键词吧。

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