尊敬語の間違った使い方

尊敬语的误用

長尾:よい例と悪い例をまとめてみましょう。
○「兄は銀行に勤めています」
×「お兄様は銀行にお勤めです」
○「部長が戻ったらお返事させていただきます」
×「部長さんがお帰りになったら、お返事させていただきます」
○「ご注文の品はそろいましたでしょうか」
×「ご注文の品はおそろいになりましたでしょうか」
○「そちらでは雨が降っていますか」
×「そちらでは雨が降っていらっしゃいますか」
それから「お」と「ご」の使い分けにも原則があります。「お」は主として和語につきます。「お祝い」「お悔やみ」などです。「ご」 は主として漢語につきます。「ご挨拶」「ご出席」などです。ただし例外もあります。返事には「お」と「ご」の両方が使え、電話や誕生日は漢語ですが「お」 がつきます。外来語には「お」も「ご」もつきません。「おビール」というのは水商売で流行した間違った用法です。

长尾:下面就分别来归纳一些敬语中好的和不好的用例吧!
○ 兄は銀行に勤めています。
× お兄様は銀行にお勤めです。
○ 部長が戻ったらお返事させていただきます。
× 部長さんがお帰りになったら、お返事させていただきます。
○ ご注文の品はそろいましたでしょうか。
× ご注文の品はおそろいになりましたでしょうか。
○ そちらでは雨が降っていますか。
× そちらでは雨が降っていらっしゃいますか。
接头词“お”和“ご”的使用也是有原则的。像“お”一般接和语词汇,比如“お祝い”、“お悔やみ”等等。“ご”一般接汉语词汇,比如“ご挨拶”、“ご出席”等等。但也有例外的,比如“返事”前面既可以用“お”也可以用“ご”,像“電話”、“誕生日”这类汉语词汇前面也是用的“お”,而“おビール” (啤酒)就是服务业司空见惯的误用。

セイン:なるほど。これで少し自信がつきました。ちなみに、「自分」には敬語をつけないんですよね。よく外国人が「私がご説明します」なんて言っているのを耳にしますが……。

Thayne:哦,原来如此。知道这个原则使用起来就有自信多了。对了,对“自分”(自己)是不用敬语的吧!但我怎么总听到外国人说“私がご説明します”(由我向您说明)呢……

長尾:自分の行為であっても、それが相手に及ぶ場合は「お」や「ご」を使って敬意を表します。でも基本的には、自分に近い関係ほど敬語を使わない表現になり、反対に自分から関係が遠くなればなるほど、敬語の程度が高くなると覚えていくといいでしょう。だから、見知らぬ人には常に敬語です。

长尾:一些表示自己的行为因为涉及到对方,所以也会用“お”和“ご”来表示敬意。总之记住一点,跟自己关系越亲密的人,就越不需要用敬语,反之关系越疏远就越需要用敬语。通常日本人对不认识的人都是用敬语的。

セイン:「失礼します。あなた様はどこのどなた様でいらっしゃいますか?」と言えばいいんですね(笑)。

Thayne:这么说来对陌生人就要说“失礼します。あなた様はどこのどなた様でいらっしゃいますか?”(不好意思打扰了,请问您是哪里来的哪位呢?)才够敬意是吧!(笑)

(終わり)|(完结)

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