数日前、10歳上の姉に「この子、可愛くない?」と差し出された1枚の写真には、かなりストライクなギャルの姿が写っていた。当然、「この子、誰?」と問 い質してみたものの、速攻で返ってきたのは「私の娘」という予想外の答え。よりにもよって、私は姪っ子にほの字になりかけていたようだ。何だかんだで、私はギャルが好きなのかもしれない。5月10日、渋谷にオープンしたカフェ「10sion(テンション)」は、ギャルがスタッフを務める“ギャルカフェ”。お店に足を踏み入れると、そこにはポップな色彩に彩られた空間が。ギャルらしい雰囲気の店内だな……!

几天前,比我大10岁的姐姐拿出了一张照片,问我:“不觉得这孩子很可爱吗?”照片上是一位很独特的辣妹。我立刻反问她照片里的女生是谁,然后姐姐出乎意料地回答说是自己的女儿。偏偏我对自己的侄女有点“一见钟情”了。不管怎么说,我也喜欢辣妹吧。5月10日,涩谷新开了一家咖啡厅「10sion(テンション)」,那是辣妹当服务员的“辣妹咖啡店”。一走进店内就仿佛步入了一个明快的流行空间,店内弥漫着十足的“潮女”味。

ところで、どうしてこのようなカフェをオープンしようと思ったのか?同店の林装太オーナーに伺ってみた。「以前は広告の仕事に携わっていたのですが、その際に女性化粧品を扱う機会があり、ギャル興味を持つようになりました」そこからギャルについて色々と調べてみると、ある事に気付いたという。秋葉原には「メイド」や「ゲーム」等があるが、渋谷にはギャルの文化があったのだ。それを発信するスポットとして、このお店は誕生した。

但是,为什么要开这样一家咖啡厅呢?我询问了经营者林装太。“以前是从事的广告方面的工作,但是通过接触女性化妆品,逐渐地对辣妹产生兴趣。”对辣妹进行过很多调查后,他意识到了一件事。在秋叶原虽然有“女仆”,“游戏”等文化,涩谷以前也是有辣妹文化。以涩谷作为发源地,这家店诞生了。

ちなみに、スタッフ(ギャル)の年齢層について。多くは18~19歳が占めているのだが、中には20代や高校生も在籍しているという。まさに、“テンション”の高いギャルばかりなのだろう。……と話を伺っていたら、スタッフのギャルが姿を現した。
ギャル:「ねえねえ、何の取材?」
私:「えっとねえ、インターネットのExciteっていうサイトの取材
ギャル:「え、何それ? わかんない(笑)」震えるリアクションだ。いきなり満喫してしまった。

关于服务员们(辣妹)的年龄,据说大多数是18、19岁的女孩子,其中也有20几岁的女生和高中生,而且都是“热情洋溢”的辣妹们。我刚一说话,辣妹服务员就出现在我的面前。
辣妹:“喂喂,什么采访?”
我:“恩,Excite网站的采访”
辣妹:“什么啊,我不知道(笑)” 真是令人震惊的反应,我忽然感觉很享受。

そんなギャルたちは、それぞれ思い思いの格好をしているように見える。いかにもな派手めのカッコの子もいれば、着ぐるみのようなコスチュームを着こむ子の姿も。
私:「みんな、私服で出てるの?」
ギャル:「私服だよっ!」
お気付きだろうか?ギャルと私によるタメ語のやり取り。実は同店、“敬語禁止”なるルールが設けられているのだ。それはスタッフもお客さんも同様である。「当初は丁寧な接客を指導していたのですが、それではオリジナリティが失われてしまっていたんですね。そこで“素”を出そうと新ルールを設けたら、そこからは水を得た魚のようになりました(笑)」私も、こっちの方がいいと思う。

那些辣妹们看起来都穿着自己喜欢的衣服。有穿着华丽的,也有像道具服一样叠穿的少女。
我:“大家是穿着便服的吗?”
辣妹:“是便服啦!”
大家注意到了吗?我跟辣妹谈话用的是简体。事实上,这里有“禁止使用敬语”的规定。服务员与顾客都是需要遵守这条规定。“当初指导要礼仪待客,但是那样的话就丧失了创造力。为还原其本色制定了新的规定后,发现像如鱼得水一般。”(经营者)其实我也认为这样好些。

そんなこのカフェには、様々な仕掛けが用意されている。実際に私も体験したのだが、まず「ハチ公(わんこ)そば」(3,000円)が面白い。これは、ショットグラスに入ったそばを1分間で何杯食べられるかを競うメニュー。計20杯を食べ切ったら完食だ。当然、そばをお椀に入れてくれるのはギャル。 そして、応援してくれるのもギャル。燃えないワケがないだろう。
では、行きますよ?よーい、スタート!……30秒経過したら、もう辛くなってきた。そんな時に降り注ぐ、ギャルからの激。「遅い、遅い!」、「口から出てるよーっ!」。なぜだか分からないが、頑張ろうと思った。結果、完食。なんと、11秒も残して!
「凄いじゃん、お腹空いてたの!?」(ギャル)イヤ。空いてなかったんだけど、頑張ったよ! 私はオープン以来、4人目の完食者だったそうです。

在那样的咖啡厅里,提供了各种各样的体验活动。我也亲身体验了下“八公(荞麦面)”(3000日元),很有意思。这是比赛在一分钟之内能吃几份小玻璃杯装荞麦面的竞赛菜单,总共吃完20份的话才就算完全吃完。当然,是辣妹服务员把荞麦面放入碗里。然后支援助威的也是辣妹服务员,所以我肯定会燃起来。
“那么,就开始喽!预备~开始!”30秒过后已经很辛苦了。在那时候我得到了辣妹的激励,“慢了慢了!”“掉出来了!”不知为何自己决定努力坚持。结果全部吃完了,竟然还剩11秒!
“好厉害,是不是肚子饿了!?”(辣妹)不是。肚子并不饿,但我是努力了。据说我是开店以来的第四个全部吃完的人。

あと、これも面白い。ギャルが振り下ろす刀(プラスチック製)を受け止めることができれば、ソフトドリンクまたはカクテル1杯&おつまみが無料になる「真剣★白刃取り」(1,500円)なるサービス。オーダーすると、やって来たのは刀を持ったギャルとアイスクリームの形をしたお面だった。早速、ヘルメット代わりにお面をかぶると、店内のBGM が一変。そして、カウントダウンが始まった。「5、4、3、トゥー、ワン!」のコールを受け、ギャルが私に刀を振り下ろす。そして、白刃取りしようとする 私。……受け止めた!ワンドリンクとおつまみをゲットです。と言うより、ギャルと遊んでるのが楽しいんだけど。

另外还有一种体验很有意思。如果能接住辣妹挥下的刀(塑料制),就能免费得到一杯饮料或者鸡尾酒+一份下酒菜。这就是所谓“空手接白刃”(1500日元)的服务。一旦预定了这项服务,辣妹就会拿来刀和冰激凌状的面具。戴上取代头盔的面具后,店内的背景音乐就会突然变化。然后倒计时开始。“5、4、3、2、1!服务员向我挥下刀,然后我就试图空手拿下白刃。啊,接住了!最后我得到了饮料和下酒菜。比起这个,与辣妹一起玩乐更为开心。

また、オムライスに“カラーコンタクトを付けて大きくなった目”をケチャップで描いてくれる「デカメライス」(1,200円)なるメニューもオススメだ。これをオーダーすると、目の前でギャルが、本当にデカメを描いてくれる。ちなみに今日、私のオムライスに描いてくれたのは「かなつん」(19歳)。デカメ描きにおいては、同店でナンバー1のスキルを持っているとのこと。実際、スイスイとかなりシリアスな表情で描いてくれました。付け加えると、味も“昔ながら”という感じで美味しかったです。

另外,还有在蛋包饭上用番茄酱描绘“戴上彩色美瞳后变大的眼睛”,即「大眼饭」(1200日元),这是我推荐的菜单。点了这个菜的话,辣妹就会当着你的面在蛋包饭上画大大的眼睛。今天为我的蛋包饭画眼睛的是「かなつん」(19岁),据说她画的大眼睛是全店最好的。事实上她画画时表情特别严肃认真,画技也得心应手。将大眼睛添加上去后,蛋包饭的味道很美味很传统,一如往昔。

思わず、仕事を忘れて楽しんでしまった今日の取材でした。そんな私がズキッと来たのは、ある一言だった。「だって、男の人ってみんなギャル好きじゃん!」

不知不觉,今天的采访我只顾着享受都忘记工作了。我之所以会来是因为一句话,那就是“男人都喜欢辣妹啊!”

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