【日本民间故事】聪明老爷爷巧治兔子
作者:小尾巴译
来源:福娘故事集
2011-08-06 06:00
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むかしむかし、あるところに、とてもりこうなおじいさんが住んでいました。
很久很久以前,某个地方,住着个很聪明的老爷爷。
ある日の事、畑に行ってみるとたくさんのウサギが、せっかく植えたなっぱのめを食べていたのです。
有一天,老爷爷去田里,看到很多兔子把好不容易种好的菜苗给吃了。
「こら、何をする!」おじいさんはウサギを追い払いましたが、おじいさんの姿が見えなくなるとウサギはすぐに戻ってきて、またなっぱのめを食べはじめるのです。
“喂,你们在干什么啊!”老爷爷把兔子赶走了,可是老爷爷一走,兔子又回来开始吃菜苗。
(何とか、ウサギをやっつける工夫はないものか?)考えたおじいさんは、ある名案を思いつきました。「そうだ、良い工夫があるぞ」
(有什么办法可以治治这些兔子啊?)老爷爷想了一会后,突然想到个好主意。“对了,有个好方法呢。”
次の日、おじいさんは畑に立て札を立てました。
第二天,老爷爷在田里竖了块牌子。
するとそこへキツネがやってきて、立て札を読みました。「なになに、『キツネのくせになっぱのめを食べるな。これはわしの物だ』だと。わしがいつ、なっぱのめを食べたというのだ!人のせいにするなんて、とんでもないやつだ。とっちめてやる!」
这时来了只狐狸,念起了告示牌:“什么什么,居然写着‘身为狐狸,就别吃菜苗。这是我的东西。’我什么时候吃过菜苗了?居然怪罪于我,真是太不像话了。看我不好好治治它!”
腹を立てたキツネは草むらにかくれて、立て札を書いた犯人が来るのを待ちました。
生气了的狐狸躲在草丛里,等着写告示牌的犯人的到来。
するとウサギたちがやってきて、なっぱのめを食べはじめたのです。
这时兔子们来了,开始吃菜苗。
キツネは、草むらから飛び出して言いました。「やいやい、お前たちだな、わしを悪者にしたのは。かくごしろ!」
狐狸从草丛里跳出来说道:“喂喂,原来是你们这群家伙让我做了坏人啊。觉悟吧!”
ウサギたちには、何のことかわかりません。
兔子们不知道发生什么事情了。
でもキツネが怖くて、大あわてで逃げていきました。
可是由于狐狸太可怕了,所以就都慌慌张张地逃走了。
ウサギに逃げられたキツネは、くやしくてなりません。「ばかにするな!」キツネは立て札をたたきこわすと、怒りながら山へもどっていきました。
兔子的逃脱让狐狸很不甘心。“别瞧不起我!”狐狸把告示牌砸的粉碎,然后很生气地回山里去了。
(しめしめ、うまくいったぞ)さっきからこの様子をかくれて見ていたおじいさんは、とてもまんぞく顔です。
(太好了,进行得很顺利)从刚才开始就藏起来看着这一切的老爷爷很满意。
この事があってから、ウサギたちはもう二度と畑へやってこなかったという事です。
自从这件事之后,兔子们就再也没到田里来过了。
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