• [读写译] 日语文学作品赏析《源氏物語 まぼろし》

    大空の日の光さへつくる世のやうやく近きここちこそすれ (晶子) 春の光を御覧になっても、六条院の暗いお気持ちが改まるものでもないのに、表へは新年の賀を申し入れる人たちが続いて参入するのを院はお...

    2010-01-06 00:00
  • [读写译] 日语文学作品赏析《源氏物語 若菜(下)》

    二ごころたれ先(ま)づもちてさびしくも悲しき世をば作り初(そ)めけん (晶子) 小侍従が書いて来たことは道理に違いないがまた露骨なひどい言葉だとも衛門督(えもんのかみ)には思われた。しかももう浅...

    2010-01-06 00:00
  • [读写译] 日语文学作品赏析《源氏物語 常夏》

    露置きてくれなゐいとど深けれどおもひ悩めるなでしこの花 (晶子) 炎暑の日に源氏は東の釣殿(つりどの)へ出て涼んでいた。子息の中将が侍しているほかに、親しい殿上役人も数人席にいた。桂(かつら)川...

    2010-01-06 00:00
  • [读写译] 日语文学作品赏析《源氏物語 絵合》

    あひがたきいつきのみことおもひてきさらに遥(はる)かになりゆくものを(晶子) 前斎宮(ぜんさいぐう)の入内(じゅだい)を女院は熱心に促しておいでになった。こまごまとした入用の品々もあろうがすべて...

    2010-01-06 00:00
  • [读写译] 日语文学作品赏析《源氏物語 手習》

    ほど近き法(のり)の御山(みやま)をたのみたる女郎花(をみなへし)かと見ゆるなりけれ (晶子) そのころ比叡(ひえ)の横川(よかわ)に某僧都(なにがしそうず)といって人格の高い僧があった。八十...

    2010-01-06 00:00
  • [读写译] 日语文学作品赏析《源氏物語 葵》

    恨めしと人を目におくこともこそ身のおとろへにほかならぬかな (晶子) 天子が新しくお立ちになり、時代の空気が変わってから、源氏は何にも興味が持てなくなっていた。官位の昇進した窮屈(きゅうくつ)さも...

    2010-01-06 00:00
  • [读写译] 日语文学作品赏析《源氏物語 早蕨》

    早蕨(さわらび)の歌を法師す君に似ずよき言葉をば知らぬめでたさ (晶子)「日の光林藪(やぶ)しわかねばいそのかみ古(ふ)りにし里も花は咲きけり」と言われる春であったから、山荘のほとりのにおい...

    2010-01-06 00:00
  • [读写译] 日语文学作品赏析《源氏物語 匂宮》

    春の日の光の名残(なごり)花ぞのに匂(にほ)ひ薫(かを)ると思ほゆるかな (晶子) 光君(ひかるきみ)がおかくれになったあとに、そのすぐれた美貌(びぼう)を継ぐと見える人は多くの遺族の中にも...

    2010-01-06 00:00
  • [读写译] 日语文学作品赏析《源氏物語 夕霧一》

    つま戸より清き男の出(い)づるころ後夜(ごや)の律師のまう上るころ (晶子) 一人の夫人の忠実な良人(りょうじん)という評判があって、品行方正を標榜(ひょうぼう)していた源左大将であったが、今...

    2010-01-06 00:00
  • [读写译] 日语文学作品赏析《源氏物語 藤袴》

    むらさきのふぢばかまをば見よといふ二人泣きたきここち覚えて (晶子) 尚侍(ないしのかみ)になって御所へお勤めするようにと、源氏はもとより実父の内大臣のほうからも勧めてくることで玉鬘(たまかずら)...

    2010-01-06 00:00