ビジネスでも恋愛でも、「話す」という行為はコミュニケーションの基本。言葉でコミュニケーションをとる人間にとって、声帯はとても大切な器官です。

左右人印象的所谓“好听的声音”是?
工作也好恋爱也好,“说话”是交流的基本。对于通过语言交流的人类而言,声带是相当重要的器官。

一般的に“いい声”といわれる人はいますが、そもそも“いい声”とはどんな声なのでしょうか? 声のエキスパートである、国際医療福祉大学東京ボイスセンターの福田宏之教授に聞いてきました。

平常很多人被称赞“声音好听”,但到底怎样的声音才是好听的声音呢?对此我们采访了声音专家、国际医疗福祉大学东京Voive center 的福田宏之教授。

「声の“質”を左右するのは、ノイズ(雑音)とハーモニクス(響き)です。いわゆる“いい声”と呼ばれるのは、ノイズが少なく、よく響く声のこと。さらに、話し方や間のおき方、声の大きさという要素が加わり、声の印象は変わってきます」

“nosie(杂音)和harmonics(振动)左右着声音的‘音质’。所谓‘好听的声音’是指杂音少、振动规律有力的声音。而且,加上说话方式、停顿方式及声音大小等要素的影响,声音给人的印象会有所不同。”

人ののどの奥には、左右一対の声帯という器官があり、左右の声帯が震えてぶつかり合うことで声が出ます。楽器でいえば、弦のような働きをしているのが声帯です。ところが、声帯にポリープがあったり炎症があったりするとノイズが起こってしまいます。ピアノの弦の途中にリンゴが置いてあったら、いくら鍵盤を叩いてもきれいな音は出ませんよね。それと同じことが声帯にも起こるのだそうです。

人喉咙内部左右有一对声带,左右声带的振动碰撞导致发声。用乐器来说明的话,声带起着类似琴弦的作用。声带长息肉或有炎症时会产生杂音,在钢琴琴弦上放上苹果的话,不论怎样敲击键盘都不会发出干净好听的声音。声带也会发生这种情况。

また、ハーモニクスに関しても声帯がしなやかであることが大切で、喉に力を入れたような発声だと声帯がこわばり、響かなくなってしまうのだとか。

另外,声带的柔韧性很重要,影响着声带的振动。过度用力的发音会使声带僵硬紧张,甚至从而无法振动。

とはいえ、人が声を発するとき、日常会話では男性の声帯は1秒間に100回も振動。男性よりも高音の女性の場合は250回、ソプラノ歌手になると1000回にもなり、声を出すだけでも声帯にとってはかなりの負担です。声帯がこすれて充血したり、摩擦による熱で炎症を起こしてしまうのだそうです。

说到这个,人类发出声音时,日常会话中男性声带每秒振动可达100次。而声音高于男性的女性则达250次。女高音歌手的话高达1000次,只是出声对声带来说已经是相当大的负担。声带摩擦充血或生热会引发炎症。

「だから、声帯の酷使、乾燥した環境はNG(声帯の潤滑剤が不足してしまうから)」とのことですが、男性と女性では、倍以上も振動スピードが違うものなんですね。私的にはそちらも驚きでした。

“所以,不能过度使用、也不能在干燥环境下使用声带(会导致声带润滑剂不足)。”男女声带振动速度有成倍的差别,我对此也曾很感吃惊。

「実は、変声期前の男性は、女性よりも高音なんですよ。ボーイソプラノはあっても、ガールソプラノがないのはそのせいです。それが変声期を境に、男性の声は一気に低くなる。これは私見ですが、声のトーンが低くなることで性的アピールが増すので、男性らしさをアピールする必要が生じてくる思春期ごろに変声期を迎えるのかもしれません」

“实际上男性变声期前声音比女性要高,这就是为什么有男童声高音却没有女童声高音。以变声期为界,男性声音会一路低下去。我想,可能声音音色的变低是男性特征增加的表现,变声期会在表现男性特征的思春期到来。”

確かに、男子だけに声変わりが明瞭なのは不思議ですね。

确实,只有男性变声这种现象很不可思议。

ちなみに、シジュウカラという鳥は、異性を惹きつけるのに“さえずり”で競い合うそうですが、さえずりがうまいオスのパートナーとなったメスは、他のメスたちよりもすごく立派な巣を作り、献身的に働くのだそうです。

顺便说下,白脸山雀为吸引异性会用“叽叽喳喳的叫声”进行比赛,成为叫声响亮雄鸟伴侣的雌鸟筑的巢比其他雌鸟更出色,本身也更具献身精神。

もしかして、人間の場合も、いい声の人の方がステキなパートナーに恵まれたりして!?

莫非,在人类世界有着动听声音的人也会找到更好的另一半?

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