心霊&ショック映像ドキュメンタリー『スーサイド・ララバイ 決めてやる今夜』の製作者であるギンティ小林氏と市川力夫氏に心霊スポットで実際に体験した恐い話や取材全貌をうかがった。

灵异&惊悚纪录片《suicide・lullaby 决胜今夜》的制作人ギンティ小林和市川力夫为我们揭秘了在通灵场所的亲身恐怖体验以及取材的全貌。

■肉体への影響・青木ヶ原樹海の変

■给肉体带来影响・青木原树海之变

――いろんな場所で霊を呼び出すために、挑発されていますが、帰宅後体調不良になるということは実際にあるんですか?

――由于在各种地方都将灵引出,会受到挑拨,回家之后导致身体情况不佳,这种现象实际发生过吗?

ギンティ:帰った翌日から原因不明の高熱と水のような下痢が続いてしばらく動けなくなったりしたこともありましたね。また一緒に行った人の中には、完全に人が変わったように性格が変化する人もいます。

小林:出现过回家之后的第二天原因不明发烧、腹泻出水一时间无法动弹的情况。还有,同行者之中,还出现了完全像变了个人一般的性格变化的人。

力夫:明らかに数年前の印象とは違う人もいますね。もっとピュアだったよな、この人って。行ったからその時にどうにかなるわけではなく、病気のようにじわじわと、蝕まれていくのではないかと思いますね。また、精神的ではなく、肉体的なダメージでいうと肋骨を折りました。

力夫:也有人明显和数年前给人的印象完全不同了。这个人以前应该更纯洁吧。也不是说去了通灵场所的那个时候便怎样,而是拖拖拉拉的疾病,慢慢地将人侵蚀的感觉。并且,不仅仅是精神上,肉体上也会受到重创,肋骨骨折了。

ギンティ:それは青木ヶ原樹海ですね。胸に釘が三本刺さっている藁人形を見つけて、お持ち帰りしたんですよ。で、その人形を殴り込みGメンのメンバーとして迎え入れて、北海道心霊スポット取材ツアーに連れていったんですよ。その取材中、力夫、僕という順に肋骨を折って……。他にも取材メンバーがいたのですが、肋骨を折ったのは藁人形をお持ち帰りした僕らふたりだけ……。さらに取材後、ふたりだけインフルエンザにかかってしまって、咳が止まらなくなったんですよ。咳をするたびに、まるで胸に釘を打ち付けられている痛みが出たんですけど…、これは偶然じゃないかも。本当は自分たちのみには何も起きずに、映像や写真に記録されることが望ましいんですけどね。

小林:这就是青木原树海。有一次我找到了胸口钉着三根钉子的稻草人,将它带了回去。然后,无理取闹地将这个人偶作为取材成员之一接纳进来,带着它一起去了北海道的通灵场所。在那次取材中,力夫和我相继骨折。虽然也有别的取材人员在场,不过骨折的就只有将人偶带回来的我们两个人...。更甚的是,取材之后两人又感染了流感,咳得不停。每次咳嗽的时候,就像胸口被钉入钉子一般痛苦...这可能并不是偶然。实际上,最希望我们身上什么都不要发生,就能将映像和照片记录下来。

――青木ヶ原樹海というと、自殺のスポットとして知られていますね。たしかに恐怖映像が撮れそうな気がします。

――青木原树海作为自杀的圣地被人们熟知。确实给人一种能够拍到恐怖映像的感觉呢。

ギンティ:青木ヶ原樹海には複数回行きましたね。日本が世界に誇る自殺の名所なので。自殺現場跡がたくさんあるんですよ。僕らが行った時は、免許証が入っていて十字に切られたバックなどの遺留品が散乱していた自殺現場跡や、遺族の人が置いていったであろう枯れた花束が置かれていた場所を見つけましたね。

小林:青木原树海已经反复去过好几次了,由于是位于日本的扬名世界的自杀名所,这里有很多自杀现场的踪迹。我去的时候,看到了装有驾照的被十字割裂开来的背包,遗物散乱一地的自杀现场踪迹,还有见到了或许是亲属放置花束的地方等。

そして、ただひたすらライトを消して待つんです。樹海でライトを消したら、もう真っ暗闇。危ないから絶対に動いちゃダメなんです。多分、1mでも動いたら、元の場所には戻れないんじゃないかな。

然后我们就只能一味地关掉灯管等待。在树海关掉灯光,便是伸手不见五指的漆黑。因为很危险绝对不能移动。就算移动1m远的位置,可能就无法找到原来的地方了。

力夫:その時僕は、ひとりでいるギンティさんを見下ろすことができる場所に陣取って、撮影していたんです。ビデオカメラは赤外線を使っているので、ギンティさんの姿や周りの木々が映っているんですよ。

力夫:那时我一个人在能够俯瞰小林桑的地方摆好了阵势,进行摄影。由于录像机使用的是红外线拍摄,所以能照到小林身旁的树木群。

目視ではなにも確認できない…はずなんですけど、ギンティさんがいるはずの場所にカンテンというか、半透明な物体、カエルの卵のようなものが浮いているのを見たんです。ついに撮影したと思って映像を確認してみると、僕が見ていた“モノ”が撮れていない。でも、なにかしら光のようなものが映っているんです。

肉眼不能确认...本应该是这样的,但在小林桑所处的位置能够看到凝胶状、半透明的物体,像青蛙的卵一样漂浮在空中。我下意识地想要拍摄它确认了一下映像,发现我看到的“东西”并没有被拍摄到。不过,有一些意味不明的光点被拍了出来。

ギンティ:撮影した映像を確認したら、僕の斜め上に光が漂っているんですよ。また、ほかの場所でも、光が一切ないはずの場所でも漂う光を撮影しましたね。そういうのは霊感がある人がその場で見ると、光ではなく、人の姿に見えたりするものなのかなぁと。

小林:确认了一下拍摄的影响,就在我的斜上方漂浮着呢。并且,在别的地方也是,在完全没有光线的地方拍到了漂浮的光影。这种东西让有灵感的人在那个地方看一下,可能看到的就不是光,而是人的影子了吧。

――おふたりは、霊感はあるんですか?

――两位都是具有灵感的人吗?

力夫:まったくないですね。

力夫:完全没有

ギンティ:僕らはないと思っています。また、怪奇現象を見たり、体験したりしなければならないので、お守り、御札など霊を祓うようなグッズは持っていってないです。もちろん行く前のお祓いも受けません。

小林:我们应该没有。并且为了看到奇怪的现象、必须去体验惊悚,所以护身符、御守等除灵的东西都不带在身上。当然出发之前也不除灵。

■命の危険も日常茶飯事!?

■遇到危及性命的事情也是家常便饭?

――驚愕の体験ばかりされていますが、その中で命の危険を感じたことはありますか?

――虽然几乎全都是令人惊愕的体验,其中有没有感受到危机生命的事情?

ギンティ:いっぱいありますよ。

小林:有很多。

力夫:ありすぎて、どれを話そうか迷うんですけど、リアルな命の危険は、兵庫県の山の奥、竹田城跡の帰り道で起こった出来事ですね。

力夫:太多了,都在犹豫要讲哪件好了,不过现实中遇到生命危险的是在兵库县的大山深处,从竹田城跡回来时发生的事情。

竹田城跡は今でこそ、CMにも使われる人気の観光スポットですが、あそこは夜、山の下から見上げると、多くの松明を焚いているかのような光が見えると聞いて向かったんです。そして、その帰路、僕が高速道路で車を運転していたんですが、突如フロントガラスが曇ったんです。しかも、タオルで拭いても、エアコンを付けてもまったく取れなくなっちゃって。

竹田城跡到现在都是广告取景圣地,也是人气观光景点。不过听说那地方夜里,从山下仰望山上,就会看到松明焚烧一般的光亮,我们闻此驱车前往。然后在归途,我在高速公路上驾车行驶,突然整个挡风玻璃被雾气糊住了,并且怎么用毛巾擦都擦不干净,就算看了车里的冷气也无济于事。

ギンティ:その時、向かったメンバーは2台の車に分乗していて、車間でのやり取りは無線トランシーバーで行っていたんです。なので、もう片方の車に『曇って危ないですね』って連絡をしても、あっちからは『そんなことないですよ』って返事が返ってきて。たしかに、その日は晴天だったので曇ったりする要素はまったくなかったんですよ。

小林:那时候去取材的团队分两辆车子分乘,两辆车之间用无线电取得联系。不过,当给另一辆车通知“雾气很大危险”的时候,那边竟然回复说“没这回事儿”。确实,那天是晴天,完全没有起雾的要素。

力夫:高速道路を走っていたので本当に焦りました。なんとか、路肩に止まって、車に塩や酒をまいたら、ようやくその曇りが取れたんです。

力夫:因为当时在高速公路真的很焦急。于是我们想办法停在路边,用盐、酒精擦拭,终于算是将雾气擦掉了。

――ところで、突撃している時ではなく日常生活を送っている際に支障が出たりはしないんですか?

――那么,不仅仅在突击外景的时候,在日常生活中是否有出现障碍呢?

ギンティ:ありますよ。

小林:有的。

力夫:ずっと引きずっていて、ふとした瞬間に思いだしますね。あと、長年の友だちにさえも嫌な顔はされます。

力夫:生活中被人硬拉着走,只能回忆起瞬间的片段。还有,朋友常年都没有好脸色看。

ギンティ:そうですね。人から距離を置かれることもありますよ。

小林:是的呢。确实有和人们疏远了距离。

インタビュー中、終始笑いながらも身も心も凍るような恐怖体験を話してくれたスーサイド・ララバイのおふたかた。この笑いと怖さのギャップも『怪談新耳袋殴り込み!』シリーズの魅力のひとつだったのかもしれない。

在采访中,始终微笑着讲述着令人身心沁凉的恐怖体验的suicide・lullaby两人。这份笑容和内容的恐怖形成反差也是《怪谈新耳袋突击》系列的魅力之一吧。

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