たいていの大人は本当の笑顔と偽の笑顔を持っている。偽善とは知りつつも、誰かを傷つけない為、良い人と思われたい為、あるいはビジネス上、「白い嘘」をつくのだ。

大部分的大人都会假笑和真笑。即使知道那只是伪善,但是为了不伤害到别人、为了保持自己好人的形象,或者是在工作中,都会说一些善意的谎言。

だがその作り笑い、子供には通用しないということは覚えておいたほうがいい。

但是那种伪装的笑容,对小孩子是不通用的,所以还请记住这一点。

最新の研究で、乳幼児は本物か作り笑いなのか見抜く能力があることが判明した。この能力は社会生活を送る上で必須の能力となり、成長期の早い時期に形成されるという。

在最新的研究中,已经可以确定婴幼儿拥有能够看穿笑容是真的还是假的能力。据说这个能力是社会生活必须的,在生长期的早期就能够形成。

研究チームによると、本物の笑顔か偽物の笑顔か判別することはとても大切で、社会に出たときに適切な相手を選ぶ能力に繋がるという。本物の笑顔を見せてくれる人はより自分に協力的で、自分をだまそうとしない人だと認識するためである。

根据研究团队的研究,拥有判断真笑和假笑的能力是很重要的,这关系到初出社会选择伙伴。因为笑容发自真心的人会给予自己更多的帮助,不会欺骗自己。

子供たちは口元で笑顔を見抜く

孩子们通过嘴角的弧度就能看穿笑容

イギリスとドイツの発達心理学者チームは2歳から5歳の170人近くの子供を対象に5つの研究を行った。

英国和德国的资深心理学者团队针对2-5岁,近170人的孩子们进行5种研究。

その結果、子供は成長するにつれいろんなタイプの笑顔を見分けることができるようになり、ソーシャルスキル(社会的能力)と結びつくということが判明した。

结果表明,随着孩子的成长,他们能渐渐分别出不同类型的笑容,这是和社会能力相关系的。

最初の実験では3歳と4歳の子供を対象とし、2枚の写真を見せ、どちらの写真が本当の笑顔か、どうしてそう思うのか理由を述べてもらった。

最初的实验是以3-4对的孩子为对象,让他们看两张照片,分别出那张是真的笑,并说明为什么这么觉得。

その結果、年齢が上にいくにつれ、75%の確率で本物の笑顔を見分けることができた。

结果是,随着的增长,能够分辨出真笑的有75%的正确率。

3歳児でも笑顔の差別化はできるが、4歳から5歳になると、本物の笑顔を見せる人とより社会的なつながりを持とうとする傾向が見られた。

三岁的孩子已经能够看出笑容的差别了,但是长到4-5岁,会出现更愿意和笑容真心的人保持社会关系的倾向。

子供たちが注目したのは口元周辺だった。彼らは本物の笑顔を選んだ理由として、口が大きく開いていたから、笑っていたから、と答えている。

孩子们在意的是嘴角周围。他们判断一个人笑容是否真心的理由,就是看他笑的时候嘴角是不是扩大了。

子供は本物の笑顔を見せる人に好意を覚える

孩子对展现真心的笑容的人抱有好感

次の実験では、3歳児がどうやって本物の笑顔と捉えているのかその方法に注目した。

接下来的实验,是针对3岁的孩子如何判断笑容真伪的方法。

実験中に視線を追跡する装置を使用したところ、彼らは本物の笑顔を見せている人を長く注視していることが判明した。

实验中使用了视线追踪装置,他们的视线更多地会停留在展现了真心笑容的人的身上。

これは彼らが無意識のうちに行っていることで、その理由は本人にも説明できないが本物と偽物の笑顔を見分けることができることを示している。

由于这是他们无意识的行为,虽然说不出他们为何这么判断,但却表明了他们可以区别出真心和假意的笑容。

2歳児にも同様のシンプルな実験を行った。幼い子供ほど、2枚の写真を同じくらい見つめていたが、本物の笑顔を見分ける能力が表れ始めていることを示していた。

对2岁的孩子也进行了同样的实验。虽然年纪还小,对两张照片都给予了一样的关注,但是却已经表现出了他们本能区分出真笑还是假笑的能力。

最後の実験では4歳から5歳の年長者が対象だった。写真を見せ、どちらの人物がより優しそうで、物を分けてくれそうか聞いた。

最后的实验以4-5岁的年纪较大的孩子为对象进行的。让他们看照片,并询问感觉哪个人比较温柔,看上去会分东西给自己。

写真の人物は本物の笑顔と作り笑いをした双子だった。外見は同じように見えるが、子供たちは、2人は性格は異なると答えた。1人(本物の笑顔)は自分の持っているシールを分けてくれそうだが、もう1人(偽の笑顔)は分けてくれなそう、と答えた。

照片上是分别做出真笑和假笑的双胞胎。双胞胎外表看起来完全一样,但是孩子却说他们性格是不同的。其中一人(真笑)看起来会把自己的贴纸分给别人,而另一个人(假笑)看起来不会。

本物の笑顔を見分けることの有用性

区别笑容是否真心的有用性

子供は本物の笑顔を見分けることができるだけでなく、社会的意味も見出すことができている。

孩子不仅能够区分出笑容的真假,还能判断出其社会意义。

ライプツィヒにある進化人類学のマックス・プランク学会の心理学者で、この研究の第一人者であるルイティング・ソング氏は述べている。

莱比锡有位人类进化学马克思•普朗克学会的心理学者,作为这个研究的第一人,路易丁克•宋柯氏是这么说的。

「子供たちは本物の笑顔と社会性能力を結びつけ、このようなわずかなシグナルで、どのような相手と付き合うべきなのかその潜在的可能性を判断しているようです」さらにソング氏はこう続ける。

“孩子们将真笑和社会性能力相结合,通过这样的信号去判断选择怎么样的人才能够合得来。”宋柯氏补充道。

「人間は協力的な意図を示すシグナルを進化させてきました。それが笑顔なのです」

“人类不断探索展示合作意图的方式。那就是笑容。”

「簡単な実験を行うと、小さな子供でさえ本物と偽物の笑顔を見分けることができます。さらに、その知識をソーシャルスキルに結びつけています。つまり、交流するのに好ましい人物かどうかを適切に判断する材料に使っているのです」

“通过简单的实验,发现就连小孩子都能识别真的虚伪的笑容。而且还能把这一点结合到社会技能上。也就是说,适用于判断这个人是不是适合交流的人。”

ニコニコしているけどあの大人の人怪しそう。子供の頃そんな直感が働いたことはないだろうか?周囲の評判は良くても、理由はわからないが苦手というタイプの大人が私のまわりにも存在した。

那个大人虽然一直在笑,但是给人感觉好奇怪啊。大家的孩提时代是否有过这样的直觉呢?虽然周围的人对他的评价很好,但是就是地莫名其妙和他相处不来。

その人が本当に悪い人なのかどうかは今となってはわからないが、あれもある意味私の自己防衛本能が発動されていたということになるのだろうか?

虽然至今都不知道那个人是不是真的坏人,或者那只是某种意义上的自我防卫本能启动了的感觉?

悲しいことに大人なった今では、毎日がライアーゲーム過ぎて、全てに嘘判定を下すことでしか身を守れないとかポイズン。

令人伤感的是,在成为大人的今天,每天都过得如同欺诈游戏一样,将所有都当成是谎言才能保护自身不受伤害。

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